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渋谷駅再開発フォトレポート〜2021年10月〜

どうもO太郎です。

定期的に撮影している渋谷駅の再開発地区ですが、2021年10月25日に山手線内回りホームの拡張工事が完了し、桜ヶ丘エリアの基礎工事が終わり建築が始まって来たこのタイミングで改めて撮影に向かいました。

東西南の人の同線を地下・地上・2F・3F・4Fのそれぞれで繋ぎ、動線を分散と人の回遊性を高める目的のあるこの工事。

着々と新しい渋谷駅が出来上がって来ています。

ということで渋谷駅再開発の様子をどうぞ。

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左手の線路が白くなっていますが、これが移設した山手線内回り

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以前のやや狭さを感じたホームと比べて5Mも広がりました。

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線路の上部に組まれている白い鉄骨は地上4F部分にできる広場空間。ヒカリエから銀座線の天井部の歩廊を通りマークシティまで続く道の中間地点に位置します

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骨組みは完成といったところでしょうか

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さてこちらは山手線外回りホーム。内回りとの境目は工事の傷跡が残ります

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いずれはこのホームはなくなり、内回りホームがさらに拡張、島式2線ホームとなる予定。その頃にはまた外回りの移設工事という大工事があるのでしょう

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外に出て来てこちらが宮前坂方面。

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左に見えるスクランブルスクエアまでの空間は白い仮囲いの範囲が狭まった印象

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そこから地下に入るとこちらの地下空間につながっています。主に東急田園都市線、東横線、半蔵門線、副都心線ユーザーが利用することが多そうです

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さらに移動してここがヒカリエの4F。真下に見えるのがスクランブルスクエアと繋がる歩道(2F)、右手に見えるのが銀座線のホームです。

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銀座線ホームの天井は歩道として活用されますが、おそらく使えるようになるのは東急百貨店の解体とその後にできる施設の完成後でしょうか

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それまでは封鎖のまま

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ガラス張りの部分がスクランブルスクエアの端っこ。その中にはJR中央改札が新しくできています。あのあたりに移動していきます

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ということでやって来たこちらが中央改札付近。奥に見えるガラス張りの建物が東急のフクラス。左手に見える通路はLR中央改札からホームへ続く道です仮の通路のように見えます。

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ここは銀座線改札付近。

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銀座線改札近くで見つけた場所。東急百貨店の解体によって古い駅の外観が露わになっていました。

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解体される東急百貨店。大きなクレーンが聳え立っています。

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場所を移動してこちらが桜ヶ丘方面のペレストリアンデッキからの眺め。少し見づらいですが右奥の高い建物がスクランブルスクエアです。

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桜ヶ丘エリアの開発も基礎工事が完了し建築がガンガン進んでいます

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奥に見えるのが渋谷ストリーム。いずれは手前の建物に阻まれて見えなくなりそうです

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ペレストリアンデッキからの眺め。左の建物がフクラス、右奥の建物が解体中の東急百貨店です。真下にバスが止まっていますが、いずれはバスターミナルも整理された区画に新設されます。

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徐々に進む解体ですが、解体後にはスクランブルスクエアの新館が立つそうです。

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同じ場所からの別角度。桜ヶ丘エリアの成長がよくわかります

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東急百貨店解体現場。完全に囲われています。

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至って普通の写真に見えますが、昨年撮った写真と比較してみると

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この時の方が随分とスッキリしていたことがわかります。

▼最後に

解体現場をじっくり確認してみると、年代の違う建物が組み合わさっていることがわかりました。

年々増えていった鉄道会社が建屋を増築していってキメラのような建物の集合体になっていたんですね。

2027年まで続く一連の工事はそのフェーズを追うごとに変化していきます。

冒頭でも話しましたが、キメラ的に作られたことで複雑化した動線を整理することが大きな目的の一つ。谷にできた駅なので東西に移動しようとすると谷を降って登る必要があるところを大きな橋をかけてしまおうというイメージです。

これだけの大規模な工事に立ち会えるチャンスは人生でもそう無いでしょう。歴史に残る大工事を間近で見れるというのはとても楽しいですね。

今後の開発状況も機会を見てレポートしていきますので、ご興味ある方は次回の記事も是非ご覧ください。

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▼今回の撮影機材
カメラ:α7Rⅲ
レンズ:sigma 24mm F2 DGDN
    sigma 65mm F2 DGDN



















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