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「チャンスの神様は前髪しかない」

こんにちは。

ちょっとあれこれと重なったりして、しばらくnote書くのさぼってました。

なんだかんだでリアルの方で「おいでよ上田」の活動が増えてきて、嬉しいやら不安やら、いろいろですが、元気です。

少し前に覚悟を決める話をしたので、それに関連して「チャンスを掴む力」の話を書こうと思います。

チャンスを掴めるタイミングは一瞬で過ぎ去っていく

わたしの高校からの友人がずっと言っていたことがあります。それが表題にも書いたもの。

「チャンスの神様は前髪以外はつるっぱげ。顔が見えた瞬間に手を伸ばさないと手が滑って掴むことはできない」

笑っちゃうような話ですが、これは真実です。

憧れの◯◯さんとお話できる機会がある、お誘いされたけどどうしよう、行く?行かない?
遠方に住んでいてなかなか会えない友人が偶然15分だけ最寄りの駅で乗り換え待ちしているらしい。行く?行かない?
いつもテレビで見るような人が講演会をするらしい。申込みは今日までだけど、申し込みする?しない?

人生はこのような選択を迫られることがあります。

「やったことがないこと」をやると決めるのは、人間誰しもが苦手です。
大抵は「またの機会でいいや」となってしまうのではないかと思います。

しかし、この3つの例はどれも「次の機会」があるかどうかわからないもの。
チャンスを掴める人は「とりあえず行動」ができる人です。

「桃太郎」の登場人物はすべて「とりあえず行動」できる人

日本人であれば一度は聞いたことのある昔話、「桃太郎」。

おばあさんが流れてきた桃を掴み、その桃を持ち帰っておじいさんが割ると男の子が生まれ、男の子は鬼ヶ島に鬼退治に出かけて倒し、宝物を持ち帰ります。

子供の頃から知っているこの話は、おばあさんが桃を流れていくところをただ見送らず、とっさに桃を拾ったことから始まります。
おばあさんが桃を拾った時点では、そこから子供が生まれてくることなど想像もできなかったでしょう。しかし、「桃を拾う」という行動をおばあさんが起こさなければ、宝物どころか物語が始まりさえしません。

よく考えてみてください。

川べりにいたら、大きな桃が流れてきた。あなたは桃を拾いますか?

覚悟を決めることは、悩まずに行動に移れるということ

おばあさんが覚悟を決めていたかどうかはわかりませんが、とっさに行動に移れる人は2種類です。
覚悟を決めている人と、いい意味でバカな人。どちらも「考える間もなく行動に移れる」という点では共通です。

時々「こんなバカがどうしてこんなにいいポジションにいるのだろう」とか「どうしてこんなに人に好かれたり、恵まれているんだろう」という人がいますが、それは悩まずに行動に移っているからです。
考えずに行動できることは、それが一つの才能です。行動し始めてから考えても遅くありませんし、行動しながら他の仲間に考えてもらってもいい。

大抵の人は、行動に移る前に悩みます。
しかし、行動に移して失敗しても、そこには「経験」という代えがたいものが残ります。行動に移す人は、それを肌で知っているので悩まなくなっていきます。
行動に移さない人は成功したり失敗したりした人を見て「自分はうまくいくと最初から思ってた」とか「どうせ失敗するだろうと思っていた」などと言ったりするのです。
どちらがクールな生き方かは、これを読んでいる人ならわかるはずですね。

できるかどうかではなく、やる。

じつは最近、とある団体向けにSNS講習会をすることになりました。これはおいでよ上田の活動をしていたからというきっかけもありますが、色々なチャンスの積み重ねでもありました。

久しぶりに会う友人に半ば無理を言って食事に誘い、おいでよ上田をやっていることをカミングアウトしてSNSの使い方のコツを話し、その友人が所属する団体の勉強会に読んでもらえることになり、喜んでお受けすることになりました。
いまだにそれが上手にやれるかどうかはわかりません。でも「やる」と決めたから、「お任せください!」と胸を張って行かなければ失礼にあたります。
万が一失敗したら真摯に謝罪をし、それを失敗のモデルケースとして次の企画を練ることになるでしょう。
覚悟を決めるというのはそういうことです。

いきなり人前で話すようなチャンスはハードルが高い、と思うかもしれません。しかし不思議と、チャンスというのは人生の適切なタイミングで目の前に現れるものです。

たぶん、今この瞬間にも目の前に「チャンス」があります。
掴んでみたら、少しだけ人生がアップデートされるはずです。

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