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おいでよ上田が意識高い系おいでよになった理由

今日はちょっと気分を変えて、おいでよ上田が本気で「上田が100年後も元気でいる」を最終目標に掲げた理由を書いていこうと思います。

日本は人が減っている

おそらくどの人も、色んな場所で「少子高齢化」「人口減少」と耳にすることは多いと思います。

日本は7年連続で人口が減っており、これから先も人口が減り続けます。
そして深刻なのは働き手がどんどん少なくなっていることです。

日本全体の人口が減り、高齢者の割合が増えていく。
つまり18才くらいから45歳位までの働き盛りの人たちが減っていき、日本の産業・生産活動を支えていく人が少なくなっていくということです。

わたしも普通に生活していて、働く人が減っているのを実感します。
・どのお店でも求人が出ている
・満席になっていないのに並んでいる人がいるお店がある

これはおそらく働き手が少ないからではないかと思っています。

これはまずいぞ、と思ったきっかけ

人口減少の対策は、これから先IT技術と切っても切れない関係となるだろうと思っています。

AI(人工知能)、IoT(Internet of Things モノにインターネットを接続すること)、5G通信技術(4G通信の次世代、今の100倍の速度で通信可能と言われている)などは、目指している活用方法がすべて「人の代わりにロボットが働く」ことが前提として開発を進められています。

「AIに仕事を取られる」のではなく、「あまりに働く人が少なくなるからAIに仕事をしてもらわないと日本が破綻するかもしれない」というのが正解です。

わたしは元々IT関係の技術に興味があるので、講演会に行ったり本を読んだりしますが、ほとんどすべての最新技術は人口減少の対策に向けて開発が進められています。しかも自動運転技術や通信技術は法律とも密接な関係なので、もちろん国家のバックアップもされて法整備が進められています。
こういった事実を目の当たりにしたとき、「日本は本当にこのまま何もしないとまずいんじゃないか…?」と恐怖を感じました。

このあたりの話は、この本を読むと概要を理解できると思います。
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (Amazon)
まるでSFのような衝撃的な未来予想図が綴られています。

人が減る日本の中で、ふるさとがどうなるのかを想像した

日本人の数が少なくなれば、もちろん今住んでいるまちも人が減ります。
人が少なくなるということは経済が回らなくなり、税収も減る。税収が減るということは、水道や道路、公共交通機関などのインフラを維持できなくなり、過疎地に住んでいる人は住まいを追われることになります。

「コンパクトシティ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。「なるべく公共インフラの維持費が少なくて済むまちづくり」というイメージをしてもらえば合っています。
コンパクトシティ構想とか言っている話は、人口減少対策としてインフラ維持費をなるべく少なくするまちを作っていくにはどうしたらいいか、という話です。

しかし、コンパクトシティ化すればどうにかなるかというと、それは違います。
全国の地域どうし人の奪い合いになるなかで、どれだけコンパクトシティにしてもまちに魅力がなければ、わざわざその地域に居続ける理由はない。

つまり、物理的なまちづくりとまちの魅力づくりはこれから地方の生き残りにとって必須になってくる。
それができなかった地方は……

このまま日本が予想通りに年を重ねていくと、2045年位には日本の各地にゴーストタウンが出現する時代になってくると思います。

自分ができることは何か

これに気づいたとき、わたしは既に「おいでよ上田」を名乗っているときでした。

最初は上田の魅力をBOTとして発信するだけの存在でしたが、これを上田がずっと存在し続けるために使えないか?
そう考えたとき、「おいでよ上田」はどこを目指していくのかが決まりました。

100年後も上田が元気でいるために、おいでよ上田を使いたい。
以前の記事に書いた「経済を回すこと」と「コミュニティを作ること」は、正確には目的ではなく手段です。
この2つを実現した先には、きっと輝く地方都市「上田」があるはずだと。

目指していく先が決まってからは、その理念に従ってとにかくできることをやろうと思っています。
いずれは「おいでよ上田」をわたし個人やコンテンツを示すものではなく、同じ志を持つ仲間たちを示す言葉になってほしいと思っています。

そして、わたしはおそらくあと50年位でこの世から去ります。そのときに、その志を引き継いでくれるような人たちが集まる場所になってほしい。

上田は無限大の可能性があるまちです。
無数にコンテンツがあり、行動する人がいて、コミュニティも豊富にある。

今はうまく繋がりあえていないコミュニティとコミュニティを繋げられるハブになるような存在になりたい。「おいでよ上田」を通して様々な人とつながって、一歩ずつ進んでいる実感があります。

この先時代が変わっていったときに「100年後も上田が元気でいるためにはどうしたらいいか」を、わたしだけでなく、少しでも多くの人と考え、話し合い、実現していきたい。

ふるさとがこれからもずっと元気でいるために、これからも「おいでよ上田」を名乗っていきたいと思っています。


参考にした書籍

全部Amazonのリンクです。未来の年表はデータに基づいて、このまま日本を放置したらどうなるかを詳細に説明しています。
落合陽一さんと堀江貴文さんは近い未来をかなり詳細にイメージできている方です。特に「10年後の仕事図鑑」はこの先の未来で日本はどうしたら良いのかがイラスト付きで読みやすく書かれています。

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること(河合雅司氏)
日本再興戦略 (落合陽一氏)
10年後の仕事図鑑 (落合陽一氏・堀江貴文氏共著)

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