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おいでよ上田がWEB広報の知恵をシェアする理由

こんにちは。

9月末からなんかよくわからないけど忙しいのが落ち着かなくて、ちょっと困っています。(笑)
必要とされるのはとても幸せなことです。でも、プライベートと体調も大切にしないといけないですね。

今日はわたしが、どうして広報関係のnoteばっかり書いているのか、という話をしたいと思います。

知ってもらう、というスタートラインに立つこと

世の中には、才能もあるし頑張っているけど報われない人がたくさんいます。
それはお店だったり、職人だったり、クリエイターだったり、イベントを行う人であったり、いろいろです。

ほしいと思う人、来てもらいたい人に宣伝したりアピールしたりする費用のことを「広告宣伝費」といいます。
TVなどのCMやポスター、電車の中吊り、Twitterのタイムラインに流れてくるプロモーションツイート、まとめブログに出てくるマンガの広告などなど、それらすべてに費用が発生しています。

そして、人の認知は「3箇所以上の別の場所で同じ情報を見聞きする」と強く印象付けられるという特徴があります。

お金をかけて様々な媒体で広告を出せる人ほど、印象強く記憶に残るというえげつない世界であり、また現代のインターネットは広告から逃れることはもはや不可能です。

この記事を書く中で面白いデータを見つけたのでリンクを貼っておきます。

この記事を見ると、広告宣伝費は売上高の数%から、高いところでは20%以上もかけている企業もあります。
なぜそんなに広告宣伝費が必要なのかといえば、「知ってもらう」というスタートラインに立つことが最も重要だとわかっているからです。

どんなに素晴らしいお店でも、どんなに素晴らしいものを提供していても、それを知ってもらわなければ存在しないのと同じことです。

わたしが言いたいのは「大手企業と同じくらい広告費を使え」ということではありません。
「知ってもらう」ということがどれほど大切なのか、もっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。

「知ってもらう」には、確かにお金や労力が必要です。
でも大手企業のように莫大な広告費が用意できるのはほとんどいないでしょう。

だからこそ、「知ってもらう」テクニックを身に着けてほしい。
そういったテクニックを身につけた人が多ければ多いほど経済は活発になり、知られていないせいで努力が評価されなかった人が評価される機会も増えるでしょう。

わたしは地元に幸せな人が増えてほしいという一心で、わたしが知るWEB広報の知恵を書き綴っています。

大企業になくて、地元商店や一個人が持っている力

例えば、大企業と個人商店で同じようなカバンを作っている、としましょう。

大企業では広告宣伝を大々的に打って、その企業は信頼でき、カバンも丈夫で長持ちします、というイメージを発信します。
その企業が耳馴染みがあればあるほど信頼度は上がり、他の企業のカバンよりも選ばれる可能性が上がります。

個人商店で作っているカバンは、大企業で作っているカバンよりもこだわって一つ一つ手作業で作っていて丈夫です。オーダーメイドでカラーも変えられます。
でも、大企業のように広告宣伝費がかけられないので、ショーウィンドウに飾られているだけです。じっくりと見るには、そのお店がある通りを歩かなければいけません。

あきらかにこの2つでは、「知ってもらう」という点では大企業が勝っています。

しかし、少しの工夫で個人商店が選ばれることは可能です。

例えば、そのお店の職人さんが趣味で落語をしていて、町のお祭りなどで披露する人であったら。
例えば、店主さんは大の猫好きで毎日「猫日記」をSNSで発信していたら。
例えば、そのお店はカフェスペースがあって、店主さんがポケモンGO好きで、さらにポケストップが4つも入るお店だったら。

例に挙げたものはいずれも、カバンとは全く関係のないことです。
しかし、大企業でないからこそ、いわゆる「中の人」の人柄にファンが付き、そこから「あの人の作るカバンだし、買ってみようかな?」となっていくのです。
「ファンが付く」というのは、商品ではなく人に対する信頼度が上がる、ということです。

売りたいものと中の人の組み合わせは無限大です。それこそがオンリーワンであり、大企業には絶対に真似はできません。

そして、カバンを実際に買って実際に使ってみたら、その使いやすさやこだわりに気づく。ファンだから、知り合いにもすすめる。カバンがだめになったら、また同じ人から買う。

ファンが付くと、そういうサイクルが始まります。

もはや「一番秀でたもの」など意味がない。必要なのは「中の人」のファン

インターネットは、世界を非常に狭く変えました。

インターネットが接続されるまでの世界は、基本的には自分の活動範囲か、せいぜいテレビなどメディアの中だけでした。
そのなかで商売をするのは、おそらく現在よりも簡単だったと思います。

今ではネット通販サイトが無数にあり、捜し物はいくらでも見つかります。
良いものはいくらでも上があり、安いものはいくらでも安く手に入ってしまう世界です。
日本国内だけでなく、海外からすら商品が買える時代です。

そのなかで「こだわりのモノ」「ナンバーワンのモノ」「オンリーワンのモノ」を作ろうとしても、もはや不可能であることはわかりきっています。
だからこそ、商品に「中の人」という付加価値をつけて売る。

同じものならあなたから買う、という人になる必要があります。
商品に「あなた」という信頼をつけて買ってもらうというイメージです。

わたしはできる限り、「知ってもらう」というテクニックだけでなく、「ファンをつける」というところまでをなるべく多くの人にできるようになってもらいたいと思っています。
人がその土地に留まる理由は、自分が所属するコミュニティはあるかどうかだとわたしは思っています。
コミュニティ、つまり、人とのつながりです。

ファンをつくることで人と人のつながりを網目状に広げていき、その地域でのつながりを強固にする。
そしてそのつながりの中に地域の外の人も入ってくるような、そんな成長し続ける地域になってもらいたいからです。

ファンづくりの方法は千差万別。すべての人に正解となるやり方などない

セオリーとなるやり方や共通にできる手法はあります。

ですが、アピールしたいものと人の組み合わせは先程も書いたとおり無限大であり、その方法もさまざまあります。
そしてどの手法も実際に試してみなければ、手応えがあるかどうかや結果がついてくるかどうかはわかりません。

私がここまで知識を蓄積してきた情報源をまとめてましたので、ご興味がありましたらご覧ください。

あと、毎週金曜の21時からAbemaTVで放送中の「株式会社ニシノコンサル」はファンづくりの考え方を勉強するにはとてもよい教材です。

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