昨今マイノリティの権利云々について色々議論がなされてるけれども、今回はそう言うの抜きにして話す。

読んでくださる方の中には各自の性自認があるだろうが、私は男であるのでその視点での話である事をご承知おき頂きたい。

生活する上で身なりや体型維持、髪型や言動について皆それぞれ自分なりの配慮というかこだわりがあるだろう。

それらの行動全てとは言わないが、少なくない割合で「人から評価されるかどうか」という気持ちはあると思う。

「いやそんな事ないし」

とか

「いや、どうかな…微妙」

と思う場合はシンプルなスケールがある。

世界で異性が居なくなっても同じ事をやるかどうか？

これが判断基準だ。もしくは世界に自分1人しか居なくなってもやるかどうか。

それを基準にしてみると、なるほどかなりの割合で自分は異性を意識してるんだなとわかる。

それはつまり心の深層で「異性からよい評価を得たい」という気持ちがあるのだ。

誤解して欲しくないのだが、異性に良い評価をされたいというのは至極当然の意識だ。なんら悪い物ではない。

孔雀だって羽を広げてアピールするし、セミだって鳴くだろう？あれと同じだ。

モテるとは

語源的にはモテる→持て囃される→持ち得る、支持されると言う構造がある。まぁ、深く考える必要はない。

単純に、人に好まれると言う事だ。注意したいのは、ただ好まれるのではなくパートナーとして欲される必要がある。

これが「モテる」だ。

そしてそれは困難なようで、意外とそうでもない。コツがあるのだ。

⚪︎外見（本題じゃないよ）

これは、申し訳ないが如何ともし難い。好みというものがあるから、それに近しいものは必要かも知れない。

顔については今は費用の掛け方によって変化はかなりできる。体型についても、これは努力でどうにでもなる。

身長だ。そこだけはどうにもならないから、考える時間を捨てよう。考える意味が全くないから。

あなたの身の回りにもモテる人はいると思う。そして、意外とその人たちはルックス的にはそんなにズバ抜けてるわけじゃない。

という事は…誰しもそうなれる可能性があるという事だ。

ちなみにルックスの良い人がモテる事は多々あるが、それは表面が支持されてるだけであって、ただのファーストインプレッションだ。

チャンスは多いが、本質的に「モテ続ける」のとは違う。

仕事も恋愛も同じ

これはよく聞く事だが、実際そうなのだ。

客にモテる人は異性にもモテる。当たり前だ。

じゃあ、モテない人とモテる人の違いはなんなの？

①目線

よく客の目線で考える…というだろう？まさにそれだ。
相手の目線を常にイメージするのだ。
相手はどうしたいのか、どうされたいのか、それを常に意識する事だ。

間違っても「自分がどうしたいか」という目線で考えてはいけない。

②共感

前にも書いたが、女性の脳の構造として「共感したい、されたい」という本能がある。男と圧倒的に違うのがそこだ。男は「勝ち負け」を考えるが、女性にとってそれは興味ない事。

今どう感じてるのか、理解したいしされたい。理解できた、理解された！これが一番なのだ。

女性はお喋りだという認識があるだろう？コメダなんかで何時間も話し続けてる人は多い。それは本能なのだ。
話してできるだけ共感したいし、されたいのだ。

これを理解するだけでモテ度は飛躍的にあがる。

③耳を最大限活用する

とにかく聞くのだ。相手を知ろうとする時に必要な五感は聴覚だ。聞いてくれる人＝理解してくれようとしてる人なのだ。

これは男でも女でも絶対に嬉しい事なのだ。嬉しいとき、辛い時、あなたは誰と話したくなる？

そう、ちゃんと親身になって聞いてくれる人だ。

会ってもこちらの話半分で、あとは自分の近況ばかり語るスピーカーなんてつまんないもんな。

④シンプルかつストレートな意志を伝える

遠回しに伝えたり、匂わすのは悪くはないが手段としては最良ではない。保険かけてる感があって、下心を感じるのだ。

素直に「俺は好きよ」だけでいい。

「話してると楽しい」「嬉しい」

疑いようも無くシンプルで伝わりやすい言葉こそ、強い。

こちらの気持ちをシンプルに。だけど、見返りを求めてはいけない。

見返りとは「だから付き合ってほしい」というような要望だ。

これを口にした途端、それまでの全てが「そのためだったのね」となってしまう。

①〜④は仕事でも同じだ。顧客目線で、何を欲してるのかをとにかく知るのだ。セールストークが効果を発揮するのは少なくとも③以降だ。

それがマーケティングだ。それさえ徹底してれば、売上げは絶対あがる。できない営業は、まずそこが全然なのだ。

明日から①〜③をとにかく意識さえすれば、いずれ人は集まってくる。

こちら目線でちゃんと話を聞いてくれて、共感してくれる人間を誰もが欲してるのだから。

そしてここぞというタイミングで④だ。

ありがとう、嬉しいよ、好きだよ、楽しいよ。

私ですらキュンとなる。

みんな明日から存分にモテてくれ。