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オーロラのカナダ きっかけ

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」と言う本を随分前に買った。
どんだけ長生きしたとしても人生の半分以上は過ぎてしまった。

8年前にちょっと大きな病気をしたが初期でもあり『そんなん要らんわ』と悪い部分を取ってしまったので、その後は薬を飲み一ヶ月〜二ヶ月に一回通院をするだけになった。
そして今年6月その薬も飲まなくてよくなった。あっけらかんと超えた病気ではあったが、再発という可能性もないわけではないし、人間いつ何が起こるかわからないことを身をもって実感したのでなるべくやりたいことをし、行きたいところへ行こう、と思った。そこで死ぬまでに行きたいところはどこかなぁ、と前述の本を買ってみた。

たまたま行った新宿コニカミノルタプラザ(2017年1月閉館)で見たオーロラが忘れられず、いつかはオーロラが見たい、と思った。
そしてテレビ等でよく見るフランスのモンサンミッシェルにも行きたいと思った。
結局買った本の中にはなかったのだ。

それから何年か経ってしまいオーロラやモンサンミッシェルなんていつ見に行けるんだと、自分でも半分諦めかけていたところ長女がカナダに一年間行くことになった。

ん?もしかしてこれって私にオーロラを見に行きなさい、というメッセージかしらん?
と思ったのである。

しかし娘はトロントにおり、オーロラが見えるのは随分離れた北の方。
しかもトロントだけに行くのと北のイエローナイフやホワイトホースに行くのでは旅費が倍ほど違う。

うーむと悩んでいたらなんと興味がないと思っていた夫も娘に会いに行くついでにオーロラを見に行ってもいいと言う。
え?二人なら旅費は倍!
ますます悩んだ。しかし、この機を逃したら一生行けないかもしれない。

えーいっ!行こう!
と決めネットでツアーを探し始めた。
勿論夫は羽田発だけを希望、他は私に任せっきりである。

三年前初めて二人での海外旅行ハワイに添乗員も食事も何もついていないツアーで行ったが、夫は英語がわからずなんだか拗ねてしまってめんどくさかったし、オーロラが見えるところまでは乗り継ぎが何度もありその乗り継ぎを自分でやらねばならないツアーは無理そうなので今回は食事はほとんどついていないが添乗員さんが同行するツアーにすることにした。

夫は独身時代新宿で綺麗なおねいさんに勧められた高い英語教材を最近まで持っていたのだが、効果はなかったようだ。

うむ、また少し割高になる、、と思いつつ悩む。

続く