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ドーパミンを制す者はギャンブルを制す

こんにちは、オオイシマーフィーです。

去年、スタンスを貫いてホームランだけを狙った結果回収率は非常に低かったのですが、1レースあたりに賭けている金額も少ないので年間の収支を確認しても想定の範囲内でした。

当たったり負けたりを繰り返している知人に聞いたところ「倍以上負けてる」と言っていたので、それぞれのスタンスはあるにせよ私のスタンスは私に合っているなと思いました。

2023年は米子Sで川田Jが来ていれば60万の配当もあったレースもありましたし、そのレースも買い方ひとつで122万円だったので、紙一重で余裕の「数百%のプラス収支」だったというのが去年のハイライトでした。

なかなか数百%のプラス収支というのは並大抵のアプローチでは難しい馬券運用ではないでしょうか。
年間130%出せたらキャリアハイの可能性すらあると言われているギャンブルですので。

他にも、ヤメて10万円取りこぼしたレースがあったりもしたので、このあたりの出し入れが上手くなると数年分のプラス収支が確定できるシステムです。

余談ですが有馬記念は久しぶりに思いっきり予想が真ウラに出ました。
ドウデュースとスターズオンアースを信じていた人には背中を押すデータはお伝え出来たつもりではいるのですが、私自身はからきしでした。
馬券に絡んだ3頭は見事でしたね。獲れた方おめでとうございます。


さて、私は日々ギャンブルに触れながらギャンブルとの向き合い方を考えているのですが、人間の脳には3つの幸福物質(ホルモン)があり、これらのホルモンが分泌されているときに幸福(快楽)を感じるという話があります。

そのひとつがドーパミンです。みなさんも一度は耳にしたことがあるでしょう。

ドーパミンとは報酬系ホルモンと言われており、人間が報酬を期待したときに出る脳内ホルモンだと言われています。

よく勘違いされるのは、「報酬を得たときに出る」というものです。昔そういう学説だった時期があるのかもしれませんが。

一時期よくパチンコの依存症問題が話題に上がっていた時に、大きな光や音でドーパミンを放出させ云々~~というような話があったかと思いますが、あれも「報酬(大当たり)を期待させてドーパミンを放出させ、依存形成させている」という話だったのです。

まだパチンコ業界に勢いがあった時代に生まれたスラングで「脳汁」というものがあります。今も使っている人がいますね。意外と地上波でも聞くことがある単語です。
この「脳汁」こそ「ドーパミン」を指しているというのが私の解釈です。

某有名ギャンブル好きタレントさんが、馬券などを買うことについて
「賭けているときが楽しい。結果はどうでもいいし見てない。賭けて、脳汁を出していることが楽しい」
と言っていました。
ご本人は脳内ホルモンにまで言及してはいませんでしたが、「ドーパミンを放出しているときこそが最高の瞬間である」という意味でとらえられる言葉で、実は非常に本質的なコメントだと思いました。

とはいえ当たった瞬間にも「これでお金が増える」という報酬の期待があるので、「当たった瞬間にドーパミンが出る」という解釈もあながち間違ってはいないのですが。


ちなみに、ドーパミンは最も瞬間最大風速が大きく刹那的な快楽物質と言われています。
その下には、オキシトシンという幸福ホルモンがあり、これは主に家族や友人との関係性の中で得られるホルモンだと言われています。

「ハグをするとストレスの30%が軽減する」という話もありますが、これもオキシトシンの効果です。

あとはセロトニン。日光を浴びたりすることで得られると言われています。
「何かをすることで」というよりも「その状態」に対して出るホルモンで、ドーパミンと比べると穏やかで人生に対する幸福度を高める作用があります。

セロトニンをベースに、オキシトシンによる幸福感も得て、たまにドーパミンが出るくらいが現代では充実した人生と言えるというのが専門家の中では定説のようです。


さて、ここで私たちに最も関係しているのがドーパミンです。
ギャンブルとドーパミンとは切っても切れない関係にあると言えるでしょう。

「脳汁が出る」「脳が焼ける」という感覚を楽しんでいる人もいるかもしれませんが、そういうギャンブルとの付き合い方は破滅的と言えます。
エスカレートしていきますし、身を滅ぼすギャンブルになるでしょう。

あの「じゃい」さんも、「ギャンブルはメンタル」とおっしゃっていて、そういう趣旨の本も出版されていますが、私はじゃいさんの言うメンタルとはつまり「ドーパミンとの向き合い方を指している」と拡大解釈できると考えています。
(もちろんじゃいさんの高著は上記以外にも複数冊拝読しています)

淡々と予想し、粛々と買う。当たっても数日以上大喜びすることはなく、また粛々と買う。

これこそ、自分のスタンスを崩さずに戦える人なのではないでしょうか。

競馬などは他の「馬券を買っている人たち」がライバルで、その人たちとの戦いです。
粛々と、そして虎視眈々と勝負所を狙っている姿は、ライバルだと思うと恐ろしい存在です。

私はそういった戦いの中で「ドーパミンを制す馬券術」を紹介してきました。

新馬券術、「ロッタリー」

軍資金が少ない人こそ三連単を買え

三連単5頭BOXならだいたい勝てる?

適性で三連単を獲る

三連単を獲る軸馬と穴馬

オッズの意味を理解しろ

この秋もたくさんの方に購入していただきうれしい限りです。ありがとうございます。
いずれこのnoteの読者さんから帯封的中の報告をいただくのが私の目標です。

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