長野の道の駅で初めて目にした真っ黒い茸。香茸。あまり見かけないきのこかと思うのですが、長野ではよく知られているとのことでした。後ほど調べてみたところ全国的に採れるものですが、希少価値は高いようです。

香茸は人によって松茸よりもおいしいと言われると聞き、これは試してみなくては！と、買って帰りました。名前の通り香りが強く、期待感が増します。今回はしいたけより少し大きいくらいのものが６本で600円でした。他のきのこたちが100円、200円で置いてあったので少し高く感じましたが松茸に比べたらとても手頃です。

道の駅のお姉さんのアドバイスを聞いてご飯と合わせることにしました。

まずは香りをより引き出すために土を落として天日干しに。天気が良かったので1日でカラカラになりました。

干すことで香りが強くなった気がします。

ご飯に合わせるときは後混ぜにしないとご飯が真っ黒になるとのことだったのできのこだけを甘辛く煮て炊きたてのご飯に合わることに。

下処理として、香茸は少し苦味があるので一度ゆでこぼすともありましたが、香りが半減するともあったので今回はそのまま煮てみました。煮上がった香茸は真っ黒。

見た目はあまり良くありませんが、とても良い香りが広がります。

一度茹でこぼさなかったこともあり、少し苦味があるような感じがありましたが、十二分においしい混ぜご飯が出来上がりました。

道の駅のお姉さんの話によると去年は不作でほとんど採れなかったとのこと。自然のものなので次回出会えるのがいつになるかわかりませんが、もしまた出会えることがあれば絶対また食べたいなと思います。食べたことがない方にも是非見かけたら試してもらいたいと思った食材でした。