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さなのばくたん。-ハロー・マイ・バースデイ-に行ってきました

はじめに

こんにちは、ばくたんのたびに怪文書を綴るおそろしあです。
こちらの記事は、
『さなのばくたん。-ハロー・マイ・バースデイ-』
のネタバレを含んでいます。
もしこれから見るって人は見てから読んでいただければ!

冒頭無料動画がYoutubeに期間限定公開されているので 、(3/12現在、公開終了となっています)「見てみたい!」という方はこちらからアーカイブが購入できますのでぜひ!

今日という日が楽しみで、怖かった

最初に言うと、私は2023/03/07の19:00が楽しみである以上に怖かった。来てほしくなかった。ずっと3/3~3/6を繰り返してほしかった。
なんでかっていうと、「名取さな」の物語が終わってしまう気がしていたから。いつかの配信で「五年間の集大成を見ていただければ」と彼女が言っていた。
おそらくその言葉に対して、私は終わりを連想したのだと思う。実際情けなくはあるけど、卒業ソングを発表する夢を見た。目が覚めて安堵で泣いた(銀杏BOYZ)。それぐらい、怖かった。でも、そんな不安を忘れさせてくれるくらい、今年のさなのばくたんもすごかった。閉演後は圧倒されて感情が感情になって、何もできず何も話せなかった。
少しづつ思考をまとめて、さっきまで目の前に広がっていたことを思い出しながら必死に文をまとめていた。その中でずっと
こんな人を知れて、好きになれて本当に良かった。名取本当にありがとう。
って気持ちがあった。
あらすじとしては以下の通り。

お誕生日プレゼントに、実質全知全能とされる「森羅万象検索くん」を作ってもらった名取さな。この装置を使って最高のお誕生日イベントを作り上げようとするも、そんなうまい話があるわけもなく。突如画面に表示された奇妙なメッセージと共に、不思議な現象に巻き込まれてしまい……?! 名取さなは、今年こそ予定通りお誕生日イベントを開催できるのか?! 乞うご期待!

出典:[さなのばくたん。-ハロー・マイ・バースデイ-
](https://bakutan.natorisana.com/e/bakutan2023)

そんなこんなでさな(王)、さな(キョンシー)、さな(制服)の悩みを解決した名取は無事元の会場に戻ってきた。(ここだけの話、今回の王なんだかちょっと可愛らしくて好きになっちゃいそうだったけど、超酸っぱい梅干し配布とかいう圧政をしたので元に戻った)
余談なんですけど、名取のTwitter上でやっていたカウントダウンイラストがそれぞれの世界の名取を描いてるってことを帰りの電車で気づいて、車内でうわああああああああああああああ!!!!!!!!ってなりかけた。うわああああああああああああああ!!!!!!!!

続いていくって、こんなにうれしい

ここで重大発表
オンラインイベント夏祭り。この後も続いてくれることがはっきりしたから泣き笑いしちゃった。
これからも続いていくってはっきり明言してくれて、こんなにうれしいことはないよね。これからもうおっていくぞうおおおおおおおおおおお!!!!ってなった。
ほんで夏祭り、普通に楽しみ。おしりぷり音頭は最大の伏線だからね。あと、名取似合いそうだなとか髪はまとめるのかなとか気になってるわけじゃないんだけど、浴衣着るのかな…。
重大発表が終わり、ここあたりで最後の曲くるかなとか思ってたら暗転。
この時間、本当に怖かった。無限に思えた。
さっきまで忘れていた不安がよぎって、泣きそうだった。

そして名取さなは

ステージが明けると果たしてそこには見覚えのある、だけども私のよく知る子よりも少し寂しげな印象を与える少女が立っていた。ここからはただただ演出に圧倒された。ここで、今日の物語がすべて伏線となっていたことに気づき、鳥肌が立った。以下は私なりの解釈です。

 名取■奈は「名取さな」という着ぐるみをかぶり、自分を偽って我々せんせえたちを楽しませていた。けれどそこには罪悪感があった。
自分ばっかり楽しんでしまうから。
本来の自分はこんな性格じゃないのに騙しているから。
周りの友人たちはすごい人たちばかりなのに、それに比べて自分はできることが少ないから。
生きる資格がない。
それでも今日体験した出来事を思い返し、自分にも当てはまることに気づく。
自分が楽しむことでみんなも楽しんでくれることに。
自分が本当は何者なのかではなく、みんなと一緒に楽しく過ごせているかどうかが大事であることに。
大切なものは人それぞれで、他人と比べることが全てではないことに。そうして彼女自身の根底にずっとあったものを、自分自身が自分自身を受け入れることで今までの名取さなは終わって、新しい名取さなになれた。
本当の意味で誕生日を迎えることができた = ハロー・マイ・バースデーってことなのかと思います。そんな構成アリかよ、美しすぎる。

開場で直に浴びた某おそろしあさんもこんなことを言っていますが、今年は本当に何があるかわからなくて怖かった。前述した通り、名取さなが終わる気がして、嫌だった。でも、終わらなかった。着ぐるみの名取さなではなく、「名取さな」として誕生日を迎える。そして「名取さな」の物語はこれからも続いていく。それがとってもとっても、本当に本当に嬉しい。

さいごに

月並みな言葉ではありますが。
名取さなさん、お誕生日おめでとうございます!
また、こんな素敵なお誕生日会を開催してくださり、ありがとうございます。この日の体験は一生忘れません。これからもよろしく!
また、当イベントにかかわったスタッフの方々、せんせえ方に御礼を申し上げます。ありがとうございました。

5年間のでっかい感謝とでっかいラブ、これからのよろしくをこめて

2023/03/08

おそろしあ

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