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(森と湖の国)フィンランドの国立公園で前置きなく9キロ歩いた話。前編


今回の北欧ひとり旅では
子連れや家族旅行では出来ない体験をしようと、いつかは行ってみたいと思っていた
フィンランドのヌークシオ国立公園にデービッドとベリーを摘みに行ってきました♡
(なんと素敵な響き..)

このヌークシオ国立公園は..
こちら!


日本ではフィンランドが人気観光地の火付け役となった映画作品 かもめ食堂のジャケットにもなっている場所でもあります。

ヘルシンキから車で30分程度。
都市から一番近い国立公園です。

見えますか?(NUUKSIO)の文字。

さてさて、みなさんはフィンランドの
自然享受権というものを知っているでしょうか??

これは簡単に言うと、
(誰の森や湖であろうと、自然はみなのものであり、自由に楽しむことを許されるべきもの)

つまり、所有者がいても
広大な森や林など自然地帯でキャンプなどしても不法侵入にはならないというもの。
大自然に危害を加えない前提で
自由にアクティビティを楽しんでもいいのです。

広大な土地に対して人口が少ない
北欧ならではの習慣を
現代に入り、明確な法律として制定されたのがこの自然享受権。

日本みたいな人口密度の
小さな島国とは
考え方のスケールが違います。

実際にこの、自然享受権を
身をもって体験してきたというわけ。

ヌークシオ国立公園までは
airbnbの体験で申し込みを済ませ
現地のホスト デービッドがホテルまで送迎してくれました。

わたしの他に、
シアトルからバックパッカー中の若者マックスと、
サンフランシスコからヘルシンキに旅行中のデミアンと4人のメンバー。

私の拙い英語力なんかお構いなく、
会話は進み、
ホストのデビッドから


(さぁ提案さ〜
君たちは一体どれくらい歩けるのかなー??だいたいいつも7キロくらいのコースを歩くのだけど、大丈夫かーい?)

みたいなテンションで問われた..気がする。

私はちょっと弱腰で、
(昨日着いたばかりで自信はないのだけど、歩くのは大好き!)とここは元気しか出せないとばかりにアピール。

7キロ歩くのか、どうか明確に確認できず
一行はヌークシオ国立公園に到着。

すでにたくさんの散策ピーポーが!

時間は11時45分くらい。

この時点で私はまだ自分が何キロ歩くかなんてわからずにいたのですが、
後から調べたら、


ハウッカランピを起点・終着点とした観光客向けのハイキングコースは
・赤コース(2.4km)Punarinnankierros
・青コース(3.7km)Haukankierros
・黄色コース(7.2km)Korpinkierros
と3つに分かれているそうで、

各ルートは色分けされたひし形のマークで道順が示されているので迷うことはないのかなと。


で、我が一行は黄色のカラスコースを選択し、いざツアーがスタートしたのでした。

歩いていくと、
(ランピ)と呼ばれる池を拝む。
これは湖ではなくて、浅い池なんだよと教えてもらう。

そして道中、
8月はベリーが最盛期ということで、ブルーベリーを早速摘みながら食べる。
ソフトな葉っぱがブルーベリー
ハードな葉がクランベリーだそう。

実際に
みんなベリーを探してはパクパク食べていて、本当にこの場所にいる皆んなが自然を自由に楽しんでいました。

そして歩みを進めると、、
そこには
リアルかもめ食堂、メンズver. が!

ここで道中半分くらい。

私の体力はというと、まだ申し分なかったのですが、欧米人たちの足の長さよ、

ゆっくり歩いてくれてるのですが、

常に私は早歩きでした笑

走れ、じゅりすっ!

いざヌークシオ公園完走の旅。

後編につづく。

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