ここにひとつ謝罪を。

今回の記事、完全に自分のネタストックというわけではない。
前に同じdiscord鯖にいる人が「コーンフレークで記事を書く」という話をしていたのがずっと頭から離れないのだ。ここ数日「さて今日の記事は」と思った瞬間脳内に溢れ出すコーンフレーク。書かなければ供養できそうにない。
というわけでネタをお借りします。ごめんなさい。

コーンフレーク。朝食の三大派閥に数えられたかと思えばおやつの顔も持っており、パフェの構成員になることもあるニクいやつ。
自分も学生自体、朝マジで時間ない時に世話になった。牛乳がセットで摂取できる点も高ポイント。普段は圧倒的ご飯派だけど。これスプラのフェスに使えるんじゃないか、イカ研。

かつての自分は牛乳と溶けてふやふやになったものが好きだった。正確に言うと、コーンフレークの甘いコーティングが溶けて甘くなった牛乳が好きだった。コーンフレークの楽しみ方としては邪道なのかもしれないが、あれはハニーミルクとかそういうのとはまた違う美味しさがあったように思える。
今はサクサクのうちに一気に食べる派となったが(多分それが普通)、無性にあのふやふやコーンフレークが食べたくなる時もある。昔の嗜好というのは意外と消えないものだ。

実家にいる時のコーンフレークは時短朝食の王者としてたまに力を借りる程度だったが、甘いものを無限に食べたい人間が実家から出たらどうなるのか。
勿論あの頃の夢だった「コーンフレークの袋に手を突っ込んで無限につまむ」を実行する他ない。実際、ゲームの合間合間とかにバリバリ食って気づいたらすっからかん、みたいなことも何度かあった。食習慣としては最悪だが、夢は叶った。

コーンフレークから少しカテゴリは広がってしまうが、シリアル系で1番よくつまんでいたのは、ハーシーのチョコビッツだった。あれ、本当にだめ。美味すぎて食生活が崩壊する。
チョコの外殻と中に入っているクリーム、調和しないわけがない。

ホームセンターのレジバイト時代に下のキャットフードを買っていくお客さんを見て、「自分が欲望に負けて猫のご飯を奪い出す前に人間用のこういうやつ出てくれないかな」と思っていたのだが、夢が叶ったのも美味しさに寄与したのだろう。

えっ今ってチョコビッツ売ってないの？！マジで？！(調べた)
公式サイトのページも死んでるし熱帯雨林でも品切れになってる……！！スーパーで見かけないわけである。この記事書き終わったら久々に買いに行こうかと思ってたのにー！！
アレが売れないわけがないのになんで終売しちゃったんだケロッグ……！！
いちごや抹茶、中にまでチョコが入っているラインナップもあったと今知った。食べてみたかった……。

ケロッグと言えば忘れちゃいけないのはココくんのチョコワ。スフィンクスのワサビ事件でも有名なアレ。(風評被害)
小さい頃はスーパーに行く度に「買ってくれ」と懇願していた気がする。要はあれも牛乳に溶けるとチョコミルクになるので……あとあっちはふやふやになったらなったで正道的な美味しさがあったように思う。あの形状も相まって、ちっちゃなドーナツを食べている感じすらあった。チョコワは未だ現役のようなので、チョコビッツの代わりにチョコワ買ってこようかな……。
今の自分はワサビも好きなので、いつか韓国のネギシリアルの様にワサビシリアルが発売されないかとちょっと期待してたりもする。どんな味になるんだろう。期待してます、ケロッグさん。

シリアル系で言ったらもう一つ外せないのは、やはりフルグラ。高校の寮でやたら流行っており、もちろん自分もデカい袋をおやつ箱に入れていた。
何せ高校生、ご飯を食べても腹が減るのである。加えてテスト前や受験の追い込みなどで遅くまで活動することも少なくなかったため、深夜に空腹になることが多かった。
次の日が休みなら後先考えず給湯器の横でラーメンを啜っていたのだが、次の日が普通に学校だったり、部活だったりすると朝まで満腹感が重く残るのは避けたい。
そこでよく食べていたのがフルグラだった。
自分は単体ではなくヨーグルトと一緒に食べていた。見た目こそあまり良くないが結構美味しかったし、適度に腹が満たされるのが本当にありがたかった。ちなみに全然それ専用だった訳ではなく、普通につまんだりもしていた。
とはいえ炭水化物の塊なので部活を引退してからそんなことをしていたら普通に太ったが……。

さて、自分の中のコーンフレーク、シリアルはあらかた供養できたと思う。まさか本当に好きなシリアルを弔う記事になるとは思わなかったが
ケロッグには是非ともチョコビッツの復活とワサビ味シリアルの発売に向けて動いていただきたいものだ。両方、出たら絶対に買うので。
朝食として、というよりおやつとして、これからもお世話になります。

それじゃ、そんな感じで。

拜拜。

追記:記事直後の会話で判明したのだが、

自分、勘違いで呪いにかかっていたらしい。

バカがよ。