バッグづくりでは、縫いの長い持ち手を先に作るとあとが比較的楽に進みます。

１．持ち手づくり

①持ち手のパーツを縦に3つ折りにしたものを2本作ります。

②2本を重ねてヘリを縫うと持ち手(1本分)が完成。

※写真を撮り忘れたので、イラストで

そうやって縫うと、下のような持ち手になります。

この持ち手は、コバ処理が不要なので、ラクです。

切ったものを重ねて塗ったものはコバ処理が必要で、使っていくうちにコバが痛んでくるので、2枚重ねタイプなら、こちらの方が作りやすいかもしれません。

ただ、革の分量が2倍必要になったり、1.0㎜以下の薄い革でないと作りづらいという欠点はありますけどね。

２．持ち手固定

先ほど作った持ち手を穴をあけた胴に差し込み、カシメで固定します。

初めに持ち手の接続位置を型紙に書き込んでおくと、作る最中に考える必要がないので、時間短縮になります。

手に持ったり腕に掛けたりする長さなので、今回は48㎝としました。

肩に掛けたいのなら、55cmは必要ですね。

３．内ポケットづくり

先日作ったミニトートバッグのものを流用したので、A3サイズのバッグに対しては少し小さいかもしれませんね。

必要であれば、もう少し縦に伸ばしたり、横に伸ばしたりしてもいいと思います。

作り方は、「ミシン練習３-3　マチ付エコバッグ試作③　持ち手作り～内ポケット作り～裏地布貼り～上辺ヘリ返し」（2024.2.23）に載せてあります。

今回はここまでです。

次回もお楽しみに。

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