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千日曼荼羅行

読経の響き、お香のかおり、お灯明の光。

目が覚めるといつも中心にあり、お守りいただいてきた。

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だから、
「曼荼羅」という言葉の音は、わたしにはとても心地好く美しく、甘美でさえある。

もっとちゃんと近付きたくて
「千日曼荼羅行」
5㎝×5㎝の宙奏点描曼荼羅画を
一日一曼荼羅描くことを始めた。

小さな一枚だから、小さなことにはこだわれない。どんな一枚でもその一日のすべてに満足する。
千日後に何かを届けたい。




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