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歯周ポケットの中にも歯石が!

今回は歯を長持ちさせるために必要なことの一つである歯石除去です。

歯石とは歯垢(プラーク)が石灰化したものです。

歯と歯肉の境目に付着する乳白色の塊りです。
多く付着するところは下の前歯の裏側と上の奥歯(第一大臼歯)の頬側です。


主に下の前歯の裏側付近に舌下腺、顎下腺、上の奥歯の頬側付近に耳下腺がありそこから唾液がでてきます。

これらは三大唾液線といいます。

そのほかにも口唇腺、臼歯腺、頬腺、口蓋腺などの小唾液腺があります。

歯石は唾液のなかのカルシウムとリンによって沈着します。


歯垢(プラーク)はおよそ2~14日くらいで歯石になっていきます。
歯石になってしまうと、ハブラシやフロス、歯間ブラシでは除去できません。

これはみなさんもご存知のことと思います。


先ほども述べましたが、一般的には歯石は歯と歯肉の境目や歯と歯の間に沈着していきます。


が、歯と歯肉の境目に歯周ポケットというものがあり、そこにも歯石がかくれています。


これは自分ではなかなか分かりません。
また、この歯石をとるときは痛みがともなうことがあります。


歯石は歯肉炎、歯周炎、歯周病の原因になります。

定期的にお口の中のクリーニングで歯石の除去をしていきましょう。


今回は歯周ポケットに

歯石が隠れている

お話しでした。


さいごまで読んでいただきありがとうございました。





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