見出し画像

無料のモニタリング検査、でも陽性だったらどうすの?

有楽町駅前を通りかかると、「モニタリング検査」と書いたのぼりがあった。無料ですとのお誘いに、この際是非にとPCR検査を受けてきました。一緒にいたのはIさん、2、3日後にメールがくるそうです。

昼休みが終わった時間、並んでいるのは10人ほど。まずはスマホでQRコードを読みとってweb登録。メールアドレス、住所などを入力、少しつながりにくいけど終えて、その後検査です。

口をあけて大きな綿棒を舌の根元の唾液腺にあて、3分間染みこませる。それを検査液のはいった試験管にいれて提出するだけ。いたって簡単、10分程度で済みました。

次の日朝、Iさんからメールが来て、

「家内からは、あまり褒めてもらえなかった」
「何故受けたのか問われた」

信用がうすいようです。
奥さんはお見通しなのです。この感染急増のときに、「今日もお弁当はいらない」とお昼の外食が増えてること、それに、コンビニでお菓子を買ってくるフラリーマンの行動が一向に変わらないのを心配しているのです。ワクチンを2回打ったからといって、気を緩めちゃいけないと。

もうひとことあったそうです。
「もし陽性だったらどうするの?」と。

「そんな仮定の話には答えられない」
とは、どこかの議員さんのようには言えず、だまって耐えたそうです。

「来たよメールが。陰性!」
その日夕方、予定より早く検査の翌日に結果が来ました。ふたりとも陰性、一安心です。K社のロボット自動PCR検査システムはスピード感抜群、これなら使えそうですね。

「それなりの自粛生活してるから」
「俺3回目だよ、整形外科にかかった時に2回検査済みだもの、大丈夫」
わたしにはこう言うのですが、真っ先に検査結果を奥さんに転送したのは間違いありません。