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2-8|人為的に起こされた異常気象によりAIがデバイスを操作する【PPP-戦争論】

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歴史を俯瞰しながら向こう数十年に日本で内戦が起こることを予想する。日本の地理的性質に注目しシンギュラリティが社会をどのように変革するか、大胆に説明された本。21世紀中盤の主要なテクノロジーである自動運転についての考察をはじめ、この技術の悪用方法に触れながら、物流戦争を乗り切るための最新兵器「ドローンユニット」について解説する。




噴火はフェイクでもいいですよ。ここまでの話はあくまで理論で、異常気象を想定したAIがどのように開発されるかについて考えました。あくまで富士山が噴火した時の話は一回もしてない。噴火はしてなくていいんですよ。みなさんわかりましたか。

つまり噴火のような異常気象を判断するのは誰かって話なんですよ。普通に考えて、TeslaのAIなんですよ。どういうふうに判断するかと考えると、これは日本政府が富士山が噴火しましたって30分後に連絡を入れたとして、テスラはその通りに動くのでしょうか。「噴火」というファジーな現象をAIは0か1かで認識せざるを得ないところに今回の問題があります。

果たしてTeslaのAIは日本政府の台本発表通りに動くでしょうか。 これはもう本当に今ウクライナとロシアのサイバー攻撃がありますけどあれとは別次元でやばい話です。政府が言ったからと言って、信用できるわけがないんです。サイバー攻撃で政府のサーバーを狙ってる時点でおかしいんですよ。それはもう信用できるわけないからイタチごっこなんですよ。

結論を言うとビットコインのブロックチェーンもそうですけど、多数決を採用してるんですよ。噴火の事実を決めているのは、比喩的に言いますけどtwitterの投稿なんですよ。

twitterの投稿で富士山から煙が上がっているコメントがメチャクチャあったら、これはさすがに噴火しているに違いない。と思ってAIは富士山が噴火したことを認識するんですよ。そもそも、富士山が噴火していることは人間にしか見えないし、そもそも人によっても見え方が違うんですよ。それを統一的に処理して動くのがAIじゃないですか。

みんなが 、一斉に富士山が噴火したっていうツイートしたら、それももう信じられないぐらい大量のツイートがあれば、富士山が噴火したのと何も違いがないんですよ。ただ、現実的ではないですよね。絶対にできないですよ。ちなみにこのアルゴリズムを人為的に操作する方法は僕は分かってて、方法はいろいろな AIを同じタイミングで同じ方向に動かすことですね。


人力でできるとは思いません。今問題となっているのは、噴火を判断するのは日本政府ではないことは明らかだし、気象庁でもないし、なので究極的に言うとユーザーの投稿なんですよ。噴火が起こってなくても、 誰でも理論上は高速道路を動く自動運転の車の流れを変えることができるということですね。

例えば、静岡県の県知事の僕が神奈川県の県知事の黒岩さんを攻撃しようとするとします。その時に僕が取るべき行動は、ドローン軍隊を派遣したりして 血の雨を降らせることでもなくて、アメリカの核爆弾があるぞって脅して、金をせびるということでもなくて、単純に自動運転AIを不正に操作して物流をシャットアウトすればいいんです。




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