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2-12|ドローン戦争のシミュレーション【PPP-戦争論】

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歴史を俯瞰しながら向こう数十年に日本で内戦が起こることを予想する。日本の地理的性質に注目しシンギュラリティが社会をどのように変革するか、大胆に説明された本。21世紀中盤の主要なテクノロジーである自動運転についての考察をはじめ、この技術の悪用方法に触れながら、物流戦争を乗り切るための最新兵器「ドローンユニット」について解説する。




血のイメージですね。


体中を流れる血を車に、血管を高速道路だと考えてください。血液の成分には血小板っていうのがいるじゃないですか。それを使って血の流れ、つまり車の流れを止められるんですよね。

高速道路を流れる車の中に、ドローンを入れた車を用意したりしておけば、いつでも意図的に事故を起こせるんですよ。ドローンを用いて富士インターを封鎖し、車が静岡に降りてこない状態を作った神奈川県に対して、静岡県のドローンがどうやって戦うかっていうのを次に考えましょう。

多分パッと思いつくのは同時に御殿場インター付近の道路自体を封鎖することですね。富士インターの戦いを考えてるんですけど、その先にある御殿場インターの直前を、同じくドローンを用いた意図的な事故により完全封鎖します。今度の事故は前回と違って大規模である必要があります。事故現場の先に車は全く進むことができないように、必ず4車線を全て塞ぐべきです。

富士インターと御殿場インターの間に存在するAIで制御された車は全て停止します。前が渋滞するので、速度を緩めるのが正しいんじゃないかと思うんですね。そうしたら半分は静岡県の勝ちになりますよね。

御殿場インター直前の車線を封鎖することができれば、御殿場インターと富士インターの間に車が溜まるので、静岡の勝ちですよ。




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