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[TRPG]異星人を助けるシナリオフック

最近公式シナリオを遊ぶことが多く、公式特有の自由度がプレイヤーの性質とマッチして、最近は特に良いセッションが多い。アカシック13のコンセプト「いろんな舞台を楽しむ」というのは個人的にとても好きなので、今後も回していきたい。

色んな神話生物に出会いたい気持ちがあり、マレウスモンストロルムを見返してはあまり見かけない神話生物の設定を読むのが好きだ。
本日は『ヤディスの住人』のシナリオフックを考える。

『ヤディスの住人』
惑星ヤディスの住人は輝かしい科学者、そして強力な魔術師だった。ヤディス人の発明の中で光波外被と呼ばれる装置は、乗り手をすべての時空を超えて運ぶ能力を持っていた。彼らはドールという怪物に食いつくされて以来、その一部はヤディスを脱し、地球などで遭遇するかもしれない。

マレウス・モンストロルムp114-115 参照

■導入

探索者はいつも通りの日常をすごしていると、突然眩い光とともに何かが部屋に現れた。それは、大きなローブを纏い帽子と布で顔を隠した人のような何かだった。
最初は何語か分からない言語で話しかけてくるが、探索者が一言発するとすぐに日本語で語りかけてくる。
彼は病気で顔を隠しているという苦しい言い訳をしつつ、探索者に助けを求めてくる。突然部屋に現れた事などを指摘してもはぐらかされる。
怪しすぎる訪問者だが、敵意も感じられず勢いに押されて彼を手伝う事になるだろう。彼は矢出と名乗った。

■展開

何者かの手によってドールが地球に放たれてしまったという。ヤディス星はドールによって荒廃させられてしまったが、地球も放っておけば同じ運命を辿る。矢出がこのヤディス星出身の異星人だと知り衝撃を受けるかもしれないが、彼と一緒にドールを退散させるのがシナリオのメイン目的だ。

ドールは巨大で攻撃性が高く、人間で勝てる相手では無い。このクリーチャーは光を嫌うようだが光で退散させられる訳でもないので、光を使って誘導し物理で殺すしかない。ちなみに、マレウスモンストロルムp83によると、攻撃の威力は65D6、耐久力354のようだ。
光で誘導し、地下の行き止まりにおびき寄せてダイナマイト数百本で大爆発エンドがいいだろう(?)
ヤディスの住人は優秀な科学者でもあるので、超強力武器を作ってもらい、高火力戦闘を行うのは面白い。ダブルクロス3rdみたいになる。

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