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夜から朝まで語り合うミートアップを開催してみた

こんにちは。
Skyland VenturesのKOJOです。

今回は夜から朝まで語り合うミートアップをやってみたので、その発足経緯から着想、実際どうなったかについてつらつらと書きのこしておきます。

自己紹介

KOJO:
慶應義塾大学理工学部とSkyland Venturesに所属。去年までフランスの大学に留学していたのでフランス語と英語が話せる。大学の研究室ではコンピュータハードウェア設計の研究をしている。イギリスのクラブ音楽に詳しい。ドラマ・映画・アニメを見るのが好き。近代西洋哲学(現象学、ポスト構造主義)やサブカル評論も好き。cryptoとVCとなめらかな社会について興味がある。

イベント開催の経緯

  • 長い時間を共にする会はみんなと仲良くなりやすい」という仮説は以前から持っていた。

  • Skyland Venturesの中村さんが以前1 Dayハッカソンに参加された時に同じような感想を持たれていたのも印象的だった。

  • 別の文脈として、普段仲良くさせていただいているnuunさん主催の「なめ敵会」に出席した際、同じような朝まで話すシチュエーションが生まれたこと自体が非常に良いものであったと聞いていた。

  • 自分がよく見ているシラスという人文系生放送プラットフォームでも、長時間放送が行われ、お座敷の上で時間を長く共にすることが議論やぶっちゃけ話を創出しているという話は前々から知っていた。

  • 上記「なめ敵」の著者でもありスマートニュースCEOの鈴木健さんは「ソフトドリンク」と称するソフトウェア業界の飲み会をかつて開催しており、それは昼の0次会から朝のn次会まで飲み続け話し続けるものであったそう。

  • Skylandで最近おきているプラクティスとしてのHacker House(イベント期間中に起業家やエンジニアで同じ部屋に泊まる催し)がクリエイティブな引き出しを広げていたという話を聞いていた。

以上を踏まえ、一定時間同じ場所に、同じ指向性を持った人々(若手)を拘束をし、とにかく話をしまくることによってなにかしらの共通点が引き出され、おもしろい化学反応が少人数の中で生まれるのではないか、という結論に至った。それをHacker Houseほどコストをかけず、定期的にできる形を考えると、オールナイトで行うミートアップになるのではないかと思った。
起業家に投資をするといった側面においても、この取り組みはあらゆるクリエイティブな衝突がおきうる、一夜かけて壁打ちのできるスキームになるのではないかと思った。

実際に開催してみた

1次会歓談中の様子
1次会たくさん

lu.maにてまずは人を集める方向に動いた。

  1. ひとまず1次会で食事・2次会は長いできるスペースを借りるという段取りを確定し、諸々の予約を行った。

  2. 一定程度人が集まった段階で想定人数(20人程度)より多めに応募を取った。

  3. 直前になって複数のドタキャンが発生したが、多めに人数を集めていたこともあり25名以上のゲストを呼んでの開催となった。

  4. 1次会は無事終了、2次会への推移でもグループになって移動。1次会で本来なら終わりそうなミートアップが2時間で終わらずにそのあと8時間続く。

  5. 2次会ではルールなど設定せずに自由に交流。自然と色々な人との交流が生まれた(8時間もある!)

  6. 5時を過ぎる。朝日がのぼり、謎の盛り上がりを見せてイベント終了。

やってみて思ったこと

  • ともに徹夜まで乗り切ると謎の一体感が生まれるという現象が発生した。

  • 体には良くないが、自分は夜型なので夜になればなるほど色々な話ができ、なおかつ話題が尽きることもなかった。

  • 意外と人は同じ場にいるとなにかしら話題というものが発生すると思い知った。

  • いわゆるミートアップでは達成できない濃厚な交流を引き出すことができた。

  • 時間を気にせずに話すことができるため、無理して切り替えて色々な人に話しかけるインセンティブが働く通常のミートアップより、より本音で中身の見える形で語り合えた。

最後まで残った猛者たち

第二回も是非やりたいなと思っています!


以上。


PS 参加者の方々の感想

皆様ご参加いただきありがとうございました!


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