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千葉県理学療法士学会

今回は学会について ゆるく 語ります。

目次
1 20年前
2 今のスタイル
3 今後の展望

1. 20年前
今回の学会は、2019.3.17 に第24回千葉県理学療法士学会が行われます。そう24回目になるわけです。あっという間に月日が流れました。
24年前、皆さんは何をしていましたか?という質問が的を得ないと思いますが、当時は学会というにはかなりこじんまりとしていて、それはそれで趣のあるものでした。

私の手元に第4回大会の学会の抄録が残っており、とても懐かしいなあと思い出に浸ることができました。

第4回大会は平成11年2月28日(日)藤リハビリテーション学院にて行われていたんですね。

平成11年は1999年、今から20年前。私は卒後7年目でした。
第4回大会の演題数はなんと27演題…
現在では到底想像できません。

当時の学会長は私の学校の大先輩。
準備委員長は私の初勤務先の科長。
私は2演題をエントリーしてました 驚。
私の前席は初勤務先の科長の奥様。
座長は学校の先輩。
そして
私は違うセッションの座長までしており
壮絶な歴史を感じました。

ホント古き良き時代です 笑


2. 今のスタイル

現在においては、年々演題数や参加者数が増加しています。
一時、若者世代の学会離れが心配されていた時もありましたが、最近は再認識されてきたのか、事前参加者の登録も十分にエントリーされています。

現時点では、686名の事前参加者がエントリーされているようです。
当日、例年同様200名の当日参加者がいるとすると900名近い来場者が見込まれます。
演題数も今年はポスターも合わせて110演題。
これは本当に凄いことです。例年にない大盛況な学会となりそうです。

今回の学会には色んな企画があるようです。
特別講演、教育講演、県士会企画、ハンズオンセミナー、シンポジウム、ボッチャ体験、書籍販売、お弁当販売、託児所、など。

学会裏コンセプトは「おもてなし」です。
ご来場される皆様に、心ゆくまで学会を楽しんでもらえるように!と学会長の配慮が伺えます。


3. 今後の展望

単なる集客のみの学会では意味がありません。
千葉県内の学会ですが、より広く全国的にも認知されるようになったり、この活動そのものが県民からも認識されるように、プラスαの「何か」をみんなで模索していきたいものです。

学会は自己研鑽の場です。
自分のPT人生の財産になれば良いと考えます。
かつて千葉県理学療法士学会は新人の登竜門的な位置付けや認識がありました。
しかし近年は少しづつ考えが変わってきているようです。


若手の学会離れがある・・・そういわれていた時がありました。
その原因を作っているのは先輩や管理者の責任だったかもしれません。
なぜなら・・・

いくら県士会学会は新人の登竜門的な学会だったとは言え、
発表者が全員新人であったら、新人さんの真の学びにはなりません。


新人さんはベテランさんの話や経験を聞きたいはずです。
発表慣れした先生方の貴重なデータを知りたいはずです。

また、職場で思うように学生指導や新人指導ができていない!と嘆きの声を耳にしますが、一番適している人材教育とは何かを考える時、それは学会活動であると感じます。

職場のOJTを、学会に関連した研究の一環で、先輩が後輩を指導する。

これには非常に大きな意味があると考えます。

中には、学会になれていない先輩もいます。だから教えられないと!
だから、その延長で職場内でも何も教えられず、そして変に先輩ずらしてハラスメントにもなりかねない指導になってしまうという悪循環を生みやすいのです。

同僚同士で学会活動するのではなく、先輩後輩がタッグを組み、学会活動をしていくことがこれからの理学療法の発展には欠かせない需要な要素であると考えます。

学会活動を通じ、多岐にわたる話をし、色んな解釈を交え、他への繋がりも意識し、他職場や他地域などにも目を向けて、市町村、県、国、世界へと発展させた考え方や活動を支援できるよう、先輩も後輩もそれぞれに意見し合うってのが、これからの時代求められる真の指導の形であると考えています。

一番学ばなければいけないのは、頭の固い先輩です!
リーダーになり始め、トップになり始めの先輩はより注意が必要です。

リーダーシップにも時代の変遷があります。
時代に適した人材育成、ニューエリートな発想が必要です。

先輩の先生方
考えるより動きましょう!
計画立てるより実践です!
上司に報告・連絡・相談がないよ!って言ってないで、上司が積極的に声掛けしましょう。

そして後輩たちは、とにかく遠慮なしでどんどん先輩に話に行ってください。どんなことでも良いです。日頃からくだらない話をしておくことが、職場の心理的安全性を生み出します。

つまり、双方からの自発的な声かけが大事ってことです!

あと大事なのは褒めること。

指導=注意 ではありません。良いことがあったら積極的に伝える!これも重要な指導です!

褒められない人、あまりにも多いです。

僕なんか、褒められたことありません 笑

学会を通じて知識も技術も精神もブラッシュアップできるよう
それが真の目的と思います。
それを強く意識すべきはリハ職場長です。
あなたが変わらずして何が変わるのでしょうか?

リハ職場長と中堅リーダーにこの声が届きますように。

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