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メモ:千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)

ピンポイントの記事ですが
面白いところだけ拾ってあんまり理解してなかったので
さっそくメモしておきたいとおもいます。

神社の屋根についている
千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)
というのがあります。
Wikpediaにも詳しく書いてあるのですが、

どこぞで、この千木と鰹木の特徴から
男神か女神いずれが祀られているか分かる、
ということを聞き、面白いなと思っていました。

千木(ちぎ)の削ぎ方は
外削ぎ(縦削ぎ) → 男神
内削ぎ(横削ぎ) → 女神

https://www.nippon.com/ja/views/b05209/

鰹木(かつおぎ)はその本数が、
奇数 → 男神
偶数 → 女神

https://www.nippon.com/ja/views/b05209/

といわれています。
そのまま信じていたのですが
勉強してみるとまた色々あるんだなあ・・・
俗説として元々言われていることだったんですね。
出雲口伝、富家文書の内容とされる大元出版の書籍でも
記載箇所があり勉強になりました。
(以下に引用をさせていただきます。)

屋根の上には、男神の象徴の鰹木(かつおぎ)が乗る。屋根の両端には、✕印(掛け印)の千木(ちぎ)がのせられている。この形は、サイノカミの「綾の紋」を示し、古代にはクナトノ大神と幸姫命の体が重なり、新しい生命が発生する尊い印と考えられていた。
また千木の上端の切断の向きについて、縦そぎは男千木(おちぎ)で男性神を祀り、横そぎは女千木(めちぎ)で女性神を祀るという俗説があるが、これは誤りである。正しくは縦そぎは出雲式で、横そぎは九州式であった。それで出雲系の神社は、熊野大社や出雲大社を始めとして縦そぎの神社が多い。
神魂(かみむすび)神社の千木も出雲系であったので、もともとは縦そぎであった。ところが3世紀の第二次モノノベ東征のあと、九州出身のモノノベ氏(秋上氏)が神魂神社を住居としたため、それ以降は千木の上端は横そぎに変えられた。千木の下端の縦そぎは、そのまま残された。

「出雲王国と天皇政権」斎木雲州著(大元出版)
(注)太字はこちらでつけました

俗説は実は俗説ではないとか、真相は表には出ないとか、敢えての偽情報とか、國體だとファンド関連とか、一般人にとって本当のことを調べようがない状況では、またそれをいいことに何とでも情報を出す人が現れるでしょうけども、恐怖心を煽ったり情報量が高すぎるなら(知りたがり屋さん向けの商売丸出し状態)、その先にはまずろくなことはない気がします(笑)
いろいろ自分で調べてみて、最終的には自身を信じるしかないですね(^^)

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