掛け布団がお古なので買い換えたら、そのふわふわさを気に入り息子たちが奪い合って、強く離さないから身体に強く包まって結局はクーラーの中でも汗をかいている。

寝返りの角度調整や、冷たい心地よさを得られたいのか嫁が抱き枕を買った日。
息子たちは奪い合い、結局のところ強く抱きしめすぎてクーラーの中でも汗をかいている。

お古の布団を買い換えたらあまりにもふかふかすぎて、長男は「宇宙みたいだ」と言っていた。

嫁が気に入って買ったものを息子たちはすぐに気に入る。
母親というブランド、セレクト力の偉大さは計り知れない。

たしかに、自分が選んで買う肉や魚よりも、嫁がセレクトしたものの方が美味い気がする。
素材を見極める能力はやはり人間の経験の積み重ねなんだろう。
息子たちもいいものを知っていい経験を積んでいけばそれなりにいいものを誰かに与えられる日が来るのだろうと思った。

ここ最近、頻繁に嫁が「鰻が食べたい」というので本格的な夏が始まる前に食べに行こうと思う。

もちろん、嫁が選んだ店で。