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5/5 NHKマイルカップ 全頭診断!過去最強レベルの出走馬!2歳王・女王2頭の評価は如何に?

おはようございます。こんにちは。こんばんわ。

今回5/5東京競馬場で行われるNHKマイルカップの全頭診断を誠心誠意執筆しました!

日曜には枠順と展開を考慮して、最終結論を書きたいと思います。

個人的にこのレースには思い出がありまして、2年前のカワキタレブリーの激走を今でも思い出します。

今年も大穴馬の台頭があるのか?

ただ今年は上位人気馬がかなり優勢と見ています。

ではいきましょう!

1.ダノンマッキンリー

<前走>
3/16 ファルコンS 1400m 中京 1着

スタートで出遅れ、後方での競馬となりました。
直園では大外一気で、差しきり勝ちを見せてくれました。
速いペースで時計が刻まれていたことを考えると、展開有利であったと考えられるので、評価を上げることは出来ません。

ゲートに課題があり、本質的に器用な馬ではないため、内枠に入れば評価を下げざるを得ません。

今回レースレベルが格段に上がることを考えると、今回の難しいと考えています。

当日の馬場が外伸びであれば、紐には押さえたい一頭。

また内枠に入れば、厳しいと考えています。

2.ノーブルロジャー

<前走>
3/23 毎日杯 1800m 阪神 2着

スタートを決めたものの、外からメイショウタバルがハナを主張したので、2番手を追走。
直線外に出して、長くいい脚を使い2着に粘った、内前有利であったことは評価出来ない。

シンザン記念でも1着となっており、ここでも長くいい脚を使えている。

ただ本質的にはもう少し距離が長い方が向くとみています。

スタートを決めて、先頭に立ったとしても、東京コースに求められる瞬発力勝負では分が悪いでしょう。

また、乗り変わりもマイナス要素。
良くて紐まで。

3.ディスペランツァ

<前走>
4/13 アーリントンC 1600m 阪神 1着

スタートそこそこに、中団内で脚を溜めた。

4コーナー外に出して、鞍上の指示を受けた後は素晴らしい瞬発力で大外一気で1着。

ただ、内をロスなく回ってきたことを考えると、枠と展開が向いた結果とも考えることもできます。

このアーリントンCでのレースを考えると、東京コース変わりは歓迎とみています。

今までのほとんどが外国人Jが騎乗しており、今回鮫島Jに乗り変わることは割引でしょう。

今後非常に楽しみな一頭ですが、今回のメンバーではレベルに疑問が残ります。
紐には押さえたいと思います。

4.イフェイオン

<前走>
4/7 桜花賞 1600m 阪神 11着

スタートを決めたものの、折り合い悪く位置を下げることに、いいところなく、11着。

1/7 フェアリーS 1600m 中山 1着

8枠からの出走となったものの、スムーズにスタートを決めて、先行集団の外へ進路を取り、直線でも外を走り、外々を回されていたが、差しきり勝ち。

外を常に回されていたものの、直線で伸びてきたことは評価出来るが、外伸び、差し決着傾向にあったことを考えると評価を上げることは出来ない。

未勝利戦では中団から、外を回って直線で指し切り勝ち、2.3着が1.2番手で回ってきた馬だったことを考えるとこの差しきり勝ちは評価出来るが、新馬戦では内でロスなく脚を溜めて、一頭するすると伸びてきたことは評価出来る。

現状G1レベルではないと考えています。
ローテ的にも厳しいものがあり、折り合い面が改善されない限り、重賞での好走は難しいと考えています。

スプリント路線であっても、テンの速さがないので、現状の成長量では難しい一頭。

5.ボンドガール

<前走>
4/6 NZT 1600m 中山 2着

スタートを決めて出て行ったものの、若干折り合いの悪い面を見せながら、位置を下げた。
道中内をロスなく回り、4コーナー手前で位置を上げると、内を突いて長くいい脚を使ったものの、外からエコロブルームに差され、2着。
休み明けでも強い競馬を見せてくれた。

サウジアラビアRCでは出遅れたものの、徐々に位置を上げて、直線も伸びるも、ゴンバデカーブースに差され2着。
ゴンバデカーブースには完敗したレースであった。

この馬の取捨は難しい。

重賞でも2着2回とそれなりの好走は見せているが、G1の舞台で且つメンバーレベルが上がることを考えると不安要素は多い。
長くいい脚を使える馬なので、東京コースでの勝ちきれるかと言われるかと言うと疑問が残ります。

紐には入れたい一頭ですが、この戦績で3番人気は少し過剰人気と思っています。

6.ロジリオン

<前走>
3/16 ファルコンS 1400m 中京 5着

スタート後出遅れたものの、内をロスなく回った。
直線では進路がないなか伸びて5着に入ったことを考えるといい競馬だったと思います。

1/27 クロッカスS 1400m 東京 1着

このレースもスタートはそこそこに、弱化乗り合いを欠きながら、中団内を追走。
直線進路が見つかってから末脚を伸ばし、1着でゴール。
道中の出来を考えるとここでも実力は上位だったと思います。

6戦の内5戦1400mを使われており、折り合いの悪い面を見せるのでマイルへの適性は疑問が残るが、馬としては強いと感じる。
展開が向けば馬券内に入っても不思議ではない。
当日の状態面等も加味して、紐に入れるかを検討したい。

7.チャンネルトンネル

ここでは実力が足らない。

前走ディスペランツァに差されていることを考えれば、メンバーレベルが格段に上がることを考えれば、瞬発力は魅力的ではあるものの、今回のレースでは強調要素はないと見ています。

8.エンヤラヴフェイス

ここでは実力が足らない。
メンバーレベルが格段に上がることを考えれば、強調要素はない。

9.キャプテンシー

<前走>
4/14 NZT 1600m 中山 16着

出遅れて、スタート後押して位置を取りに行き、2番手で競馬直線で全く伸びず、シンガリで入線。
出遅れてカカり気味に前にとりついたことが凡走の原因でしょうか?
稍重の馬場も合わなかったと考えています。
度外視でいいと思います。

ジュニアCでは内枠からゲートを決め、押してハナに立った、長くいい脚を使い、上がり最速で1着。

前走注目を集め人気に押されましたが、東京へのコース変わりは割引材料。
直線の短いタフなコースですんなりハナに立つことが出来れば、勝ち負けかもしれないが、今回のこの舞台では消し。
今後の路線も含めて注目していきたい。

10.ウォーターリヒト


<前走>
4/14 皐月賞 2000m 中山 16着

若干で遅れ、後方からの競馬に4コーナーで膨れてきたサンライズアースに不利を受けたものの、不利がなくても好走は難しかったと思います。

3/17 スプリングS 1800m 中山 9着

スタート出遅れて、後方の外を回すロスが有りながら、直線で伸びてきたが、9着と惨敗した。
ロスがあったので評価を下げる程ではない。

2/4 きさらぎ賞 1800m 京都 2着

スタートはまずまずのできで、外に進路を取り追走、直線では内に入れて、脚を伸ばしてきた。
差し馬場であったので、器用に進路を取れたことは評価出来るが、末脚の面では評価出来ない。

スタートの位置取りは出来ないことと、極端に切れる末脚もないので、今回のメンバーでは難しい。
消し。

11.アレンジャー


<前走>
4/13 アーリントンC 1600m 阪神 2着

1枠2番からスタートを決めると、3番手での競馬、内をロスなく回り、直線一頭外に出して、外から来る差し馬には交わされるものの、2着に残した。
外差し有利の馬場コンディションだったことを考えると2着に残したことは評価出来るが、内枠・好スタートが有利に働いたと思います。

アーリントンCではいい競馬を見せたが、東京コース変わりは割引。
枠順が内枠であれば、検討したいと思うが3枠より外くらいであれば即切り。
上位馬との差は大きいと感じています。

12.ゴンバデカーブース

<前走>
2023年10/7 サウジアラビアRC 1600m 東京 1着

スタートそこそこに内の進路を取る、若干折り合いが悪いところを見せるも、最後方まで下げる競馬を選択、直線では外の進路を取り、前残りの馬場状態を最後方からの差しきり勝ちは非常に評価出来る。
今回出走するボンドガール・シュトラウスにも勝っていることを考えれば、今回も評価したい一頭です。

新馬戦では押してハナに立つとそのまま押し切って1着でゴール。
高速馬場をそのまま残し、馬券内の2.3着は差し馬であったことを考えると、格の違いを見せたと感じる。

今回23年10月以来の約7ヶ月ぶりの実践となるため、状態面が非常に不安視されている。

特に年明けに喉の手術を行っていることもあり、今回状態面を慎重に確認する必要がある。

個人的には3歳の一線級の馬との対戦がなく、実力の検討が難しい一頭。

時計的には優秀なものを出しているものの、他頭数への対応についても疑問が残る。

能力的には上位かもしれないが、実績面・体調面・オッズを考えると本命にはしづらい一頭。

紐までと思います。

13.シュトラウス

<前走>
3/16 ファルコンS 1400m 中京 9着

出遅れ最後方からの競馬、直線内へ潜ってくるも、進路なく伸びてくることが出来なかった。
出遅れ分を取り返すことは出来ず、9着で入線。

東スポ2歳Sの勝ち馬なので、行き脚つけて行くことが出来れば、好走する可能性はあるが、レースレベルが一気に上がるのでここでは力は足らない。
消し。

14.アスコリピチェーノ

<前走>
4/7 桜花賞 1600m 阪神 2着

スタートはそこそこに、中団外目で追走、途中折り合いが悪い面を見せるもののスムーズに追い出したが、4コーナーでステレンボッシュに押し出される不利があったものの、直線では伸びてきて2着。
ただ、外差し有利だったことを考えると、展開の有利を受けた印象だが、馬のレベルは非常に高いと再認識させられた。

2023年12/10 阪神JF 1600m 阪神 1着

スタートを決め、先行集団を追走。直線で外へ出される形で進路変更し、鞍上のゴーサインに瞬時に反応し、直線で伸び脚を見せ、見事G1制覇。
強い競馬は見せ、阪神JFのレース史上最速のタイムを叩き出し、1着となったことは非常に評価出来る。

2023年8/27 新潟2歳S 1600m 新潟 1着

スタート後、上がっていき外目の先行で追走、直線でも進路をすぐ見つけて、先行馬を捕まえ、剛脚で差しきった。
差し追い込みが強い馬場コンディションであったことを考える、位置取りも含めて展開的にも有利を受けたとみている。

阪神JF勝ち馬であり、桜花賞2着と言うことで、間違いなく3歳世代トップクラスのこの馬。

東京コースの経験もあり、左回りの東京マイルの舞台でも確実にいい脚を使って来ることが出来ると思います。

鞍上が新馬以来のルメールJに戻ることも好材料でしょう。

ただ器用な馬ではないので、極端な内枠に入れば、少し評価を下げたいと思っている。

しかし、今回の舞台では馬券から外すことはできない。
本命候補。

15.マスクオールウィン

<前走>
4/7 桜花賞 1600m 阪神 15着

外枠で若干出遅れ、後方外目を追走、直線でもいいところなく、伸びることはできなかった。

1/7 フェアリーS 1600m 中山 2着

若干出遅れ、後方2番手での追走、4コーナーに手米から仕掛けだし、直線大外に進路をとり、末脚を伸ばすもイフェイオンを追い詰めるも、惜しくも2着。
このレースは外差しが決まる馬場だったので、評価出来ない。

本質的にはスプリンターだと思っています。
今回のメンバーでは消し。

16.ジャンタルマンタル

<前走>
4/11 皐月賞 2000m 中山 3着

スタート後、展開的にハイペースで進んだこともあって、折り合いも自然とつき、外目3番手での競馬が出来ました。
4コーナーでは一時先頭に立つほどの手応えだったが、坂でパタッと脚が止まってしまい、ジャスティンミラノ・コスモキュランダに差されるも3着で入線。
戦前から本質的にはマイルとみておりました。
2000mはジャンタルマンタルにとっては長かった中での先行勢で唯一の馬券内は非常に評価出来ます。
この皐月賞でジャスティンミラノと同じ強さを見せてくれたと感じています。

2/11 共同通信杯 1800m 東京 2着

スタートを決めて、3番手を確保するも、道中折り合いを欠きながら進んだが、直線ではスムーズに外に出し、じわじわ脚を伸ばし、2着。
前のこりであった馬場を考えると一頭猛然と直線で伸びてきたことを考えると、こちらの方が強かったのではないかと思います。

2023年12/17 朝日杯FS 1600m 1着

スタートを決めるも先行勢の馬群に閉じ込められ、折り合いを欠きながら追走、直線に入り先行勢の脚色が衰えたところを、内から外へ出して、外伸び馬場だったなか、先行集団にいた馬で唯一馬券内となり、見事1着でゴール。
折り合いの課題は露呈したものの、評価出来る勝ち方だった。

現3歳世代で言えば最上位クラスの実力を持っており、皐月賞でさらに実力を見せつけました。

本命候補の一頭ではあるものの、中2週のローテ、前走レコード決着が出るほどのスピード競馬の疲労は無視することは出来ないのではないでしょうか。

皐月賞からのNHKマイルへのローテは勝ち馬出しているので、問題ないと思うが、懸念点は状態だけでしょう。

それ以外は世代最上位のマイラーで間違いないと思います。

1番人気になったとしても、本命にする価値のある馬と思いますが、短距離路線に適正のある馬たちに対してどのようなレース運びをするのかが重要と考えています。

17.ユキノロイヤル

<前走>
4/14 NZT 1600m 中山 3着

スタート後逃げ、直線では2頭に交わされるも3着で入線。
展開的に内前有利だったので、3着という着順ほど評価出来ない。

基本的にハナを取りに行きたい馬で、NHKマイルは後方強襲がかなりの確率出来るので、今回はメンバーレベルも上がる為出番はないと見ています。
また好走実績的にも中山での好走が目立つの、大箱の東京競馬場は向かないと思っています。
消し。

18.アルセナール

<前走>
2/10 クイーンC 1600m 東京 2着

スタートは若干で遅れるが、行き脚をつけて内の5番手を確保、ロスなくすすめて、狭いところを通って伸びてきたこと、1.2着馬が外差しであったことを考えると強い競馬をしている。
このレースで1着は桜花賞でも人気を集めたクイーンズウォーク(オークスで人気も人気になるかと思います。)だったことを考えると評価出来る内容だった。

2023年11/11 新馬戦 1600m 東京 1着

スタート出遅れたが、向こう正面で外から位置を上げて、直線外からじりじりと位置を上げていき、最後の脚で差し切った。
最後の決め手は評価出来るが、エンジンがかかるのが遅いことが少し不安。

2走とも鞍上がルーメルJだが、アスコリピチェーノに騎乗することが確定しているので、現時点で鞍上未定。

スタートでの不安が大きく、出遅れる可能性は非常に高い。
最後のひと伸びは光るものはあるが、今回のレースレベルでは難しいと感じている。

中団から外枠に入れば3列目に入れる程度。

以上です。

枠順発表後の現時点での評価は以下の通りです。

A評価

アスコリピチェーノ

B+評価

ディスペランツァ
ジャンタルマンタル

B評価

ロジリオン

B-評価

ノーブルロジャー
ボンドガール
ゴンバデカーブース

全頭見ましたが、正直今年は堅そうな・・・気がします。
日本で一番あれるG1と思われるNHKマイルですが、今回は世代の有力馬が出走しますので、穴好走の出番はないかと思っています。

では、また。



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