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【#3】自己紹介【3.11と広島土砂災害編】

昨日、たくさんの方からtwitterの方でいいねやRT、このノートでも❤︎をいただきました!
今日の話題はかなり熱がこもるかと思いますので、ぜひコメントもお待ちしております。
客観的に自分を振り返りたいこともありますので。

さて、本題です。
昨日は大学に入って、ある意味詐欺みたいなことに巻き込まれ、そこから僕がどうしていったのかというところで終わりました。今日はその続きです。

2014.8.20。
広島の安佐南区・安佐北区を中心に土砂災害が発生。広島市内でも大雨が降り、たくさんの方が命を落としました。

さて僕は何をしていたかというと、現場で手を動かしていました。広島経済大学も大きな被害を受けましたが、僕はスタジオがあるキャンパスにいました。始めいたのは僕と先輩1人。

先生もいない中、なんとか臨時の災害放送をするため、着々と準備。マニュアルがあるわけではないし、頼るところもない。己と仲間を信じ、一生懸命放送をしました。

翌日からは分担をより細かく決め、なんとか力になれればと放送をし続けました。

しかし、世論の声は厳しく、ひどいものでした。「学生が調子乗るな」、リアルでも会ったことのある知り合いに確認を取るため、SNSを使い、情報集め、放送しただけなのに、いわゆるキリハラ(切り取りハラスメント)にあい、

「不確かなSNSの情報をマスメディアで使う」という解釈をされるような文章に変えられ、マスメディアを始め、大学の関係者ですら僕のことを大きくバッシングしました。

👆先日取材を受けました!

結果、人間不信になりました。

周りが信じられない。

僕は一生懸命放送をしただけなのに。

今までやってきたことは意味がなかったのではないか。

いっそ、死んでしまった方がいいのではないか… 

そんな中、1番責任の重いディレクターというポジションで、ずっとやっていたこともあって、自信も気力も失っていた僕は、現場に足を運びます。

足を運んだ先が、1番テレビでも取り上げられた梅林地区。小学校に入り、心動かされる出来事が起きます。

それはあるテレビ局が子どもにインタビューをするというシーン。被災している子どもたちに、次から次へとマイクやカメラを向けます。
その中の1人の男の子が、その小さな身体を震わせ、怯えていたのです。

それでも取材を辞めないメディア


僕がなりたかったのは、果たしてこれだったのかと。

悩みました。

好きなことのために、人を傷つけるような生き方をしていいのかと。

僕はかつてラジオに助けられてきた。

優しい大人に支えてもらったからこそ、今がある、だから。

子どもたちの心に寄り添っていきたい。

家に壁についた土砂を洗い流すことを、子どもたちと一緒にしました。

ちなみにその時の様子を動画にしてもらっています。
よければどうぞ。

【1】


【2】

ぜひ、みて感想ください。 

3.11ですね。
災害のたびに、子どもたちの顔がよみがえります。

僕にできることはこうして、メディアに関わったことが人間として、こうやって少しでも多くの人に伝えていくことだと思ってます。


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