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ヒラスズキ釣りの注意点


僕の尊敬する釣り人の一人
『きましたねー』でお馴染みの
ザ・ストイック松岡豪之さんの経験談から


猿も木から落ちるじゃありませんが
数々の経験を重ねた名人級のベテランが
いくらマージンを取っていても
自然は突然牙を剥いてくると言うお話です


そこで今回は磯釣りの中でも
ポイントを探す為、磯歩きが必要となる
特に危険と隣合わせの
ヒラスズキ釣りでの注意点を揚げてみました



■潮位


潮位が下がっていくに連れて
沖に張り出した磯が現れます
するとポイントは徐々に広がり
まだ打ってないポイントが現れる


すると、ついつい沖へ沖へと探って行くと
いつの間にやら上潮となってしまい
潮が満ち込んで来て戻れなってしまう
パターンがあります

コレにより悲しい結末を迎えた話を
私は知っています


■磯を観察する


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磯に降りた時は
先ずは周囲の岩を観察して欲しい
濡れている岩、若くは濡れていた岩が
確認出来る筈です。

濡れていた跡が有れば、
そこは満潮時に水没する
もしくは高い波が上がってくる証拠です

足場として安全かの判断材料には
なりますが過信し過ぎないよう
注意して欲しい

例え濡れた跡が無くとも
荷物などは高台へ置く事を心がけよう




■おばけセット(高波)


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サーファーや経験値の高いアングラーなら
お分かりでしょうが
お化けセットなる高波が
ある程度の周期でやってきます

文頭で紹介した動画は
まさにおばけセットが原因です

セットの間隔はいつ来るか分かりません
磯で釣りをするのであれば
常に少し沖を見ながら常に海面の変化に
注意しましょう



■一歩下がろう


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磯際より少し下がる事
これに尽きます
前に出る事でルアー・ライン操作や
足元まで丁寧に探り易くなりますが
その一歩が安全のマージンに繋がります。


■ウェーダーは危険

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転倒し落水したとします
すると、ウェダー内部に海水が侵入し
一気に動きが制限されてしまいます
更に靴の部分に空気が残り
足先が浮く事で呼吸が阻害される
とても危険です。
濡れる前提で有れば、ウェットスーツがお勧めです


■纏め


慣れからくる油断
いや、注意はしていても
自然は牙を剥いてきます


私も高波で足をさらわれた事があります
その時は大事に至る事はありませんでしたが
一瞬体が浮き身の危険を感じました
最初に怪我なく怖い経験を出来た事は
非常にラッキーだったと思います



波のパワーは生身の人間の力では
耐える事など不可能

ヒラスズキ釣りにかかわらず
磯での釣りは安全のマージンをとって
怪我や事故の無いように注意して
楽しみましょう。





それでは



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