Makoto Okada

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Makoto Okada

テーマ:セクターを越える。好きな言葉:幸せのハードルは低く。認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ共同代表理事。GLOCOM客員研究員、富士通JAPAN株式会社。胸にきざむは退却ダマシイ、今日もテーマはあとずさり。

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    創造的で豊かな対話を実践するための工夫やヒント

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坂戸日記 2024.03.31

2024年3月31日(日)、晴れ。 年度末進行が終わり一息ついた。ずっと気になっていた芝生のエアレーション・目土入れ・施肥も終了。自宅でリアルピクミンの気持ち。 午前中、慶應の学生のインタビューを受ける。2014年に作ったパターン・ランゲージについて、11月に受けたインタビューの追加インタビューがしたいとのこと。 他の人へのインタビューを含めて、6月にはそれらをまとめて国際会議に出したいという。11月のときに話した内容についてもいろいろいと一生懸命に受け止めてくれたようで

    • 坂戸日記 2024.03.24

      2024年3月24日(日)、晴のち曇。 年度末進行がほぼほぼ決着がついた(と思う)。忙しかったり、気ぜわしかったりすると、食べる量も増えてしまうし、歩くこともサボりがちになり、結局、太る。だから体調もよくなる。 早く4月になればよいなと思う。少しだけ気持ちの余裕ができてピクミンブルームをインストールする。キノコと戦う。

      • 坂戸日記 2024.03.16

        2024年3月16日(土)、晴。 来週からまた少し寒いようだが、今朝の最低気温は5℃だった。少しずつ確実に春になっていく。今日の気温は19℃まで上がるそうだ。 一昨年はナノハナがとても良く咲いて、去年はあまり上手くいかなかったが、今年はそこそこに咲いてくれた。ミツバチはナノハナが本当に好きだ。暖かいと集まってくる。ミツバチがナノハナで熱心に仕事をするのをみるのは楽しい。 ミチタネツケバナを見つけた。雑草なのでポッドに隔離。あとで戻すかも。 そろそろ芝の手入れをしないと

        • 坂戸日記 2024.03.08

          2024年3月8日(金)、雪のち曇。 「もうこれ以上延伸してはいけません!年度内に絶対受診!」と保健師さんから強い注意喚起を受けて健診の予約をしたが、天気予報は雪だという。 それでも仕方ない。5時前に起きて、6時の電車に乗って川崎へ。本当はそんなに早くでなくても良いのだけれど、南武線が雪で止まったりしたら困るので、池袋廻りにしたのだ。うちからだとこの時間なら、乗っているだけで武蔵小杉まで座っていける。 本も読めるかなと電子版のカントをスマホで読もうとするが気が乗らない。

        坂戸日記 2024.03.31

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        記事

          坂戸日記 2024.03.01

          2024年3月1日(金)、曇。 いつも参加している #猫町倶楽部 がカントの『純粋理性批判』を全6回の長編読書会の課題本に選んだこともあり、ここのところ、断片的に時間を使いながらカントを読んでいる。 昨日までに、「序論」「超越論的感性論」「第一版の序文」と読み進み、「第二版の序文」を読了。これで一応、2月中の目標としていた「副読本2冊」(石川文康『カント入門 』、冨田恭彦『カント入門講義: 超越論的観念論のロジック』)+「読書会の課題範囲読了」(巻頭から「I 超越論的原理

          坂戸日記 2024.03.01

          坂戸日記 2024.02.24

          2024年2月24日(土)、晴。 何日か暖かい日が続いたかと思うと、また寒い日が続く。三寒四温とはいうけれど、2月下旬に25℃を越える夏日、その後に昼間も5℃以下はいくらなんでもだ。 22日(木)は休みを取った。そして、午後、少し暖かそうだったので、ドロシーと新宿へ行く。ドロシーが、お正月に使う半月盆があればほしいので新宿伊勢丹で輪島塗の展示即売会をしているので見たいという。 残念ながら半月盆はなく、予約することはできるが受取りもだいぶ先になるらしい。そもそも、価格がド

          坂戸日記 2024.02.24

          坂戸日記 2024.02.17

          2024年2月17日、晴。 雪のあと、何日か暖かい日が続いたので、アネモネとクロッカスが咲いた。アネモネは昨年からそのまま放置していたもので、クロッカスは球根を掘上げたものを冷蔵庫で保管、秋に植え直したものだ。 春一番も吹き、このまま春になればいいのに。 でも、きっと君たちは早く来すぎたと思うよ。ごめんね。 インターネットが日本で普及するきっかけとなった年は1995年頃だろうか。30年ほども経ったことになる。総務省の情報通信白書をみると、個人のインターネット利用率は85

          坂戸日記 2024.02.17

          坂戸日記 2024.02.10

          2024年2月10日、晴。 夜、近所のスーパーの閉店間際に買い物に急いで行った。既にいつも使っている側の出口はロックされていたので、慌てて走ってもう一つの入口に向かった。そしてこけた。パタリロのマンガのような姿勢でこけた。 一瞬、以前手をついて肩を骨折した記憶がよみがえり手を前に出した。おかげで手の方は右手首を若干痛めた程度で済んだ。けれども左胸を激しく打った。10日ほど前のことだ。眼鏡も吹っ飛んだ感じで外れたので、最初に心配したのは眼鏡のことだった。 つっかけのような

          坂戸日記 2024.02.10

          写像としての薫

          ここのところずっと薫について考えている。性獣・匂宮に比べて、おっと失礼、自分の感情と愛に正直な匂宮に比べ、何故、薫は「気持ち悪い」と言われるのかについて。 もちろん、薫というのは、『源氏物語』宇治十帖で、ウジウジと煮え切らない態度のあの薫だ。匂宮の方が人気があって、どちらかというと薫はキモいという風に受け取られてしまっているらしい。そこに納得がいかない。 そもそも匂宮は変な奴なのだ。望まないのになんとも言えぬ良い香りをただよわせ、100歩さきまで香しく、逆に体裁が悪いくら

          写像としての薫

          つくれぽ的エピソードWIKI

          Facebookで、何年か前に投稿した写真が自動再生された。 考え事をするときは、『スマートノート』上でしている。だからノートのメモは、『スマートノート』の記法に従い、[右ページ中央から下へ]→[右ページ中央から上へ]→[左ページ上から下へ]→[あとは隙間へ] という順番になる。 Facebookが自動再生した写真は、知人とワークショップをして、そのときに話したことを振り返りながら書いたときのメモだ。上述の通り、メモの記述は普通とは異なる順になっている。 メモの内容は、

          つくれぽ的エピソードWIKI

          子どもの頃の事件

          小学生の頃の出来事や事件には、はっきりと覚えていることもあれば、記憶が曖昧ではっきりしないこともある。 アポロ計画の月面着陸(1969)は小二だった。人類が月に着陸することに子ども心に興奮していた。着陸の瞬間をみたいと強く思っていたが、眠さに負けてしまった。 「着地の瞬間は絶対起こしてね」と親に頼んだのに。翌朝、「そうだったっけ」とシラッと言われた。いまでも親を少し恨んでいる。だから、翌年(1970)に開催された大阪万博にはとても行きたかった。行って月の石を自分の目で見た

          子どもの頃の事件

          植物を這わせる棚

          レナード・バーンスタインとその妻フェリシアについて描いた映画『マエストロ』には、とても印象的なシーンがある。 セントルイス・ブルースが流れる白黒で描かれるパーティーのダンスシーンの途中から、セントルイス・ブルースだけがフェイドアウトし、代わりにマーラーの5番の第4楽章がフェイドインしていく。 音楽はそのまま流れ続けながら、庭で子どもを抱くバーンスタイン。また音楽はそのままで画面が切り替わり、指揮をするバーンスタインの影が舞台の袖のカーテンに映り、その奥の暗闇に妻のフェリシ

          植物を這わせる棚

          粗忽の釘

          世の中には、おっちょこちょいとかそそっかしい人はいるもので、落語の古典にも『粗忽の釘』という噺があったりする。 粗忽の釘、粗忽者の亭主が女房と引越をする。引越先の長屋で女房が亭主に「ほうきを掛ける釘を打っておくれよ」と頼む。長い釘がいいということで、粗忽者の亭主、8寸(24 cm)もある瓦釘を壁に打ち込んでしまう。こいつはまずいとお隣の家に行ってみると、お隣の仏壇の中の阿弥陀様の喉首のところからでている。「やっちまった、大変だ。明日から箒をこっちにかけに来なくちゃいけない」

          話すとはどういうことなのだろう

          1月1日に地震があった。1月17日で阪神・淡路から29年がたった。なんだかつい最近のように思い出される。 そのことを仙台の人に話したら、「阪神・淡路のときは学生で、自分はまだそのとき神戸には行ったこともなかったから、あんまりわからなかったんだよね。東北の地震が起きて初めてわかったよ」と言っていた。確かにそんなものかもしれない。 阪神・淡路のとき、私は垂水区霞ヶ丘というところのマンションに住んでいて、窓からは明石海峡と淡路島が見えた。つまり、震源が見える場所に住んでいた。

          話すとはどういうことなのだろう

          美しいとは何か:クリストファー・アレグザンダー

          中埜博さんが、クリストファー・アレグザンダーに彼の自宅でインタビューしたときの映像を観た。中埜さんとアレグザンダーは、「多くの国々で、人々が失望感にとらえられている。どうすればよいのか」と話したという。 アレグザンダーの返答はこんな風に始まる。 アレグザンダーの答えはシンプルだ。けれども、私はそんな風に生きているだろうか。 わたしは私の内部からにじみでる美しさのことを忘れてしまっている。あるいは気づかなくなってしまっている。だから、アレグザンダーは問うのだ。 考えると

          美しいとは何か:クリストファー・アレグザンダー

          2023年に読んで面白かった本。

          何を読んだかはscrapboxに記録している。2023年は291冊を記録した。そのうち漫画が77冊(26%)、掬読(いわゆる斜め読み)が44冊(15%)だから、実際には200冊弱ということになる。 そのリストを眺めながら、どれが面白かったをちょっとだけ振り返ってみた。きちんと順位を付けたりすると長くなるので、緩い分類でそれぞれ3つずつ選んでみた。順番は分類別の日付順。ちなみに(*)は再読、(**)は2024年までの繰越し。 ジャンル無視で、面白かった上位の10冊を選ぶと、

          2023年に読んで面白かった本。