オカダトモコ/ 猫と暮らすフォトライター

書いたり、人の話を聞いたり、撮ったり、旅をする人。 後期高齢者の両親と猫3匹と愛知県の…

オカダトモコ/ 猫と暮らすフォトライター

書いたり、人の話を聞いたり、撮ったり、旅をする人。 後期高齢者の両親と猫3匹と愛知県の隅で暮らしています。 「不惑」と言われる40歳を過ぎても、戸惑いまくりの日々。 50歳になったとき「天命」は見つかるのか。いまはそれが一番心配です。

最近の記事

12年ぶりに海外に出たら、出国でだいぶ戸惑った話。

先週、12年ぶりの海外旅行に行ってきた。 行き先はパリ。 あまりに久し振りの海外旅行で、驚くことだらけ。 中でも一番驚いたのは、入国審査が自動認証になっていたこと! 12年前までの記憶では、1人ずつカウンターに行って、そこにいる係の人にパスポートと搭乗券を手渡して、渡航の目的とかを聞かれて、「出国」「入国」のスタンプを押してもらう…ってやつ。 海外での入国ではだいたい、無愛想極まりない係員に「目的は?」と怒ってるように聞かれ「さ、サイトシーン…(sightseeing:

    • 切なく優しい本を読んで、流れた時間の長さを思う。

      ふと読みたくなって本棚の奥から引っ張り出した本。 よしもとばななさんの『デッドエンドの思い出』。 こちら、5つの物語からなる短編集。 たしか20代の頃に古本屋さんで購入したはず。 ばななさん自身があとがきで「『どうして自分は今、自分のいちばん苦手でつらいことをかいているのだろう?』と思わせられながら書いたものです」と書いているほど、つらかったり切なかったりする物語ばかりなのだけれど、その切なさの中にある優しさとか温かさが好きで、時折読み直したくなるので手元に残してある。

      • 我が家では、毎日が猫の日です。

        今日は2月22日、猫の日。 我が家にはいま3匹の猫がいる。 りう 19歳 ジジ 17歳 ふさお 推定8歳。 全員男の子。 19歳のりうさまは糖尿病なので、毎日朝と夜にインシュリン注射を打っている。 ここ最近は、夜中になると1〜2時間毎に起きて「水が飲みたい」と鳴く。 彼は新鮮なぬるま湯しか飲まないので、誰かしらが起きて蛇口からぬるま湯を出してあげなきゃいけない。 黒猫ジジさまは目が見えない。 なので、「2階に行きたい」と鳴いたら抱っこして連れて行かなきゃだし、降りる

        • 書きたいことはいっぱいあるはずなのに、いざパソコンの前に座ったら何も浮かばなくなるこの現象に名前をつけたい。2、3個あったはずなんだよ。メモらなかった私がいけないんだけども。ああ、なんだっけなあ。

        12年ぶりに海外に出たら、出国でだいぶ戸惑った話。

        マガジン

        • 47歳日本縦断の旅
          13本
        • 「書くコツ」について
          7本
        • 100人インタビュー「My Life Story」
          11本
        • 映画感想文
          12本

        記事

          「よし、パリへ行こう」そう決意するまでの長い道のり。

          来月3月、パリへ行きます。 といっても、別に移住するわけでも留学するわけでもなく、ただの1週間の旅行です。 でも海外旅行をするのが、なんと12年ぶり。 パスポートはもちろん切れているので更新しなきゃだし、色々事情が変わっていたり忘れていたりでドキドキが止まりません。 てことで、3月15〜20日はパリにおりますので、もしパリにいらっしゃる方や「私も行きたい!」な方はお知らせください。 パリでお茶でもしませう。 さて。 今回パリへ行くにあたり、さまざまな葛藤がありました。

          「よし、パリへ行こう」そう決意するまでの長い道のり。

          美しくなるのって大変なのね。という話。

          暖冬は嬉しいんだけど、さすがに2月に21度はちょっと心配になりはじめているオカダですけれども、こんばんは。 地球、どうなっちゃうんだろう。 さて、昨日「ハーブピーリング」というエステを受けてきた。 なかなかに衝撃だったので、そのお話。 「ハーブピーリングって何?」な方も多いと思うので置いておきます。 こんな感じ。 実は昨年11月の誕生日プレゼントに、友人たちからこの「ハーブピーリング」の施術チケットをもらっていた。 ツルツルピカピカになるらしいので早く受けたかったのだ

          美しくなるのって大変なのね。という話。

          新年早々「今年は最悪な年だよ」ってわざわざ言わないで欲しいよ。という話

          おせち食べて箱根駅伝見てたら、あっという間に三が日が終わってしまい、ちょっと淋しいオカダですけれども、こんばんは。 もう一度、明日から三が日でも全然OKなんだけどな。 さて、話は変わって。 今日の午後、お茶を入れにダイニングへ行くと、テレビ番組「ゴゴスマ」を見ていた母から突然、「あんた、41位だって」と言われた私。 一体何が?と思ったら、番組内で「12干支×血液型=48通りの組み合わせで占う2024年最強運勢ランキング」なるものが発表されていたよう。 その結果が41位

          新年早々「今年は最悪な年だよ」ってわざわざ言わないで欲しいよ。という話

          お雑煮って不思議な文化ですよね。という話。

          我が家のおせち料理は、皿に入れて並べるスタイル(トップの写真が今年のおせち)。 幼い頃からこれしか見たことがなかったので、長年「世の中のおせち料理はこういうものだ」と思っていた。 だから「みんなの家では、おせち料理はお重に入っている」と知った時、結構衝撃だった。 そのせいか、お重に入ったおせち料理に憧れがあって、デパートで売っているおせち料理を一度食べてみたいなあと思うものの、結局毎年、皿に盛り付けられた母のおせち料理を食べている。 (一度「お重に入れてみたい」と母に言

          お雑煮って不思議な文化ですよね。という話。

          一年の計は元旦にあり。ということで、今年の目標を考えてみた。

          あけました。おめでとうございます。 昨年お世話になった皆さま、誠にありがとうございました。 本年も変わらずお世話になりますので、どうぞよろしくお願い致します。 めでたく年明け…と思いきや、いきなりの大地震でお正月ムードはどこかへ吹っ飛びましたが、皆さまご無事でしょうか。 私が暮らす地域は震度4。 人生初めての「震度4」に結構ビビりましたが(古い家なのでギシギシ言ってて怖かった…)、キッチンの棚にあったポタージュスープの箱がひとつ落下しただけで、家族も猫も家も無事でした。

          一年の計は元旦にあり。ということで、今年の目標を考えてみた。

          「生きる理由」は日常にこぼれる些細な喜びの積み重ね。

          今年があと4日になって急に「年末感」に追われているオカダですけれども、こんばんは。 昨日まで「年末感ないなあ〜」なんて言ってたのに、なんだろう。 「良いお年を」と口に出して人に言ったからか、テレビが特番だらけになったからか、スーパーで流れる音楽がお正月の曲になったからか。 なんにせよ、年末が襲来している。 慌ただしや。 さて、話は変わりまして。 今年はなぜか「生きている意味」や「生きる理由」なんてのを、よく考える一年だったな。と思う。 別に、自分や家族が重い病気にかか

          「生きる理由」は日常にこぼれる些細な喜びの積み重ね。

          ひとり旅の良さは「曲がりたいと思った角を突然曲がれること」だと思う。

          ガソリンを入れにコストコへ行ったついでに店内に入ったら、人の多さにビビって早々に出てきたオカダですけれども、こんにちは。 12月後半のコストコなんて行くもんじゃないわ。 さて。 先日ある女性と話していた時のこと。 私が日本縦断をしていることを知っている彼女は「あれって、ひとりで旅してるんだよね?ひとり旅ってさみしくない?何がいいの?」と聞いてきた。 咄嗟に出た私の答えは「曲がりたいところで曲がれること」だった。 「そこ?!」と驚かれたけど、多分それが本当に私の気持ちだと

          ひとり旅の良さは「曲がりたいと思った角を突然曲がれること」だと思う。

          今夜、ふたご座流星群が見られるとのことで、ベランダから夜空を見上げた。 星がとても綺麗だったけど、流れ星は結局1つしか見られず。 「あ」と言ってるうちに流れてしまった。 もしも流れ星がゆっくり流れてくれたなら、何を願おう。 健康?愛?お金?それとも?

          今夜、ふたご座流星群が見られるとのことで、ベランダから夜空を見上げた。 星がとても綺麗だったけど、流れ星は結局1つしか見られず。 「あ」と言ってるうちに流れてしまった。 もしも流れ星がゆっくり流れてくれたなら、何を願おう。 健康?愛?お金?それとも?

          今年の漢字は「旅」になるはずだったのに。

          「今年の漢字は『旅』だな」 そう思っていたのは、今年の春の私。 2月に稚内から「細切れ日本縦断」を開始した。 稚内から札幌まで、5日間かけて移動して、冬の北海道を堪能した。 次は4月。 札幌から秋田までを旅した。 さらに5月。 秋田から仙台まで。 「今度は仙台から新潟に行くか、北関東へ行くか、どっちがいいかな…」というところで、止まってしまった。 理由は、体力不足と資金不足。 あと、仙台の先に行きたいところがない問題。 体力不足は、第二弾の札幌→秋田の移動距離が長

          今年の漢字は「旅」になるはずだったのに。

          アゴにできた巨大な吹き出物に向けて、言われた言葉に苛立った話。

          最近、美容に気をつかうようになった。 そしたら、肌が驚いたのかアゴに巨大な吹き出物ができた。 ここ最近見ないビッグサイズ。 そんな吹き出物をさらしたまま、今日、母を習い事教室まで送り届けた。 80代になった母は、数年前から運転をやめ、今年とうとう免許証を返納した。 そのため、母がどこかへ出かけたい時は、私か父が運転手をつとめなければいけない。 習い事の送迎は、基本私の担当なので、朝9時に教室まで母を送り届けた。 教室がある先生の自宅の前に車を停めると、庭にいた先生がこ

          アゴにできた巨大な吹き出物に向けて、言われた言葉に苛立った話。

          ここのところ、文章を書くことをサボってたら、いざ書こうと思ってもうまく言葉がでてこなくなってしまった。 「文章力は筋力と同じ」っていうけど、本当にそうらしい。 ちょっとずつでも書くことを続けよう。 というこっそりとした決意表明。 写真は全然関係ないイチョウと私の足。

          ここのところ、文章を書くことをサボってたら、いざ書こうと思ってもうまく言葉がでてこなくなってしまった。 「文章力は筋力と同じ」っていうけど、本当にそうらしい。 ちょっとずつでも書くことを続けよう。 というこっそりとした決意表明。 写真は全然関係ないイチョウと私の足。

          19歳の猫に学ぶ、突然訪れる人生の岐路について。

          我が家の19歳になる猫「りう」が、今朝てんかんの発作を起こした。 インスタで、てんかん持ちの猫さんを見たりしていたので、てんかんがどんなものなのかは知ってはいたのだけど、実際に見るのは初めてで驚いたしどうしていいか分からず混乱した。 症状が落ち着くのを待って動物病院に連れていくと、「年齢のこともあるから脳が萎縮したりしてるのでしょう」とのこと。 (血液検査や画像診断はなしだった。昔ながらの動物病院ってそんなものなのかしら) とりあえず、興奮状態を抑えるための注射を打っ

          19歳の猫に学ぶ、突然訪れる人生の岐路について。