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「本とか装丁とかあいうえお」展ギャラリートークと縞ON縞の着物

地元のギャラリーで開催された日本図書設計家協会さんによる、「本とか装丁とかあいうえお」展(5月7日|日曜日まで)へ、ギャラリートークを拝聴しに行きました。
雨の日でしたが、なんだか着物で行きたい気分だったので、とにかく”地味に”&しかし”野暮ったくならない”ように、と選んだらこうなりまして…。(江戸庶民の気持ち…?)

ギャラリートークは、デザイナーさんとイラストレーターさんが会話形式で進めていき、結構、完成までのリアルなやり取りや考え方まで話してくださって、
「ああ、そんなことを考えながら描いたんだ」とか
「もともとは、こんな構図だったんだ」とか
なかなか直接聞けることではないことを聞けて、とても参考になりました。

ギャラリートークの最中なんですが、協会長さんが撮ってくださっていました

そして、1回目のギャラリートークの後、イラストレーターの古川じゅん子さんに、色々いろいろイロイロ…お話を聞くことができて、良かった~。
↓とてもきれいな方で、年齢を伺ってびっくり。
(こうありたいわ…!と思わずにはいられない。)

なんやら、ねほりんぱほりんしているところをまたしても…。

協会長(現在は変わられたようです)の小林真理先生は、現在は
↓このような墨の面白さ、潔さが好きだとおっしゃっておりました。

そしてこの後、小林真理先生に「懇親会どお?」とお誘いいただき、
私めは、ちゃっかりと懇親会にまで(もちろん自費ですよ!)混ぜてもらいました。
そこで、良かったのは、小林先生の若いころのエネルギッシュでガムシャラな頃のポートフォリオを拝見させていただけたのですが、物凄い(!)変遷を辿っていて、映画やファッションブランドのポスターの仕事作品などは、手仕事と執念と理想の集積のようで、”自分のタッチ”とか”自分らしさ”みたいな事を求めるのが、みみっちい小さくて些末なことに思えてしまいました。
また、お隣に座った欽太郎さんが
「描けない時は描けないよ」
「自分の中から湧いてくるものないとね、描けないよね」と、
これまた同調してくださって、飄々とした語り口が優しく、なんだかカウンセリングしてもらって癒されたような(そういう経験は無いんですけど…笑)、いい気分で楽しく過ごせ、いい一日となりました。

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