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しぶとくめげない 蓋物の3人

製陶所にいた頃に自身でつくった蓋物です。20年くらい前?
今なら、絶対描かないような模様が描かれています。
多分、売れ残って。小物入れに良さそうだからと手元に置いておいたもの。特に好きなわけではなかったけど、最近、妙に愛着がわいてきました。

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グルっと描かれた3人。
3度の落下事故を経て(全て、夫が落とした)、割れてはつけ、また割れて……しぶとくめげずに、手をつないでいます。
何故だか、ウチの家族とかさなって見えるのです。
左の人:最も痛みが激しいのは夫のようです。社会で働くのは大変。
中央の人:まだ亀裂が1つ。一歩一歩大人になっていく息子のようです。
右の人:口元の汚れがゲ〇のようで…飲んだくれた後の私のようです。

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鍵入れとして稼働中。

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これは窯業訓練校時代。寸法を揃えないとダメなんです。

そういえば。
結婚後も作陶を続けていたけれど、出産を控え、子どもと同じくらい世話のやける土の世話なんてできない〜!ってわけで一旦やめ、絵付けの勉強になればと思いイラストを描き始めたんだったなぁ~。

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