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ONのスイッチなのか OFFのスイッチなのか

この考えは一般的ではないかもしれない。なのであくまで私の考えということで読んでいただけるとありがたい。


仕事をしている方は、家に帰って「ほっ」とするだろうか?私もしないわけじゃない。急ぎ帰宅して、玄関を開ければホッとする。「ただいまー!チェリー!」と愛犬の頭を撫でてホッとする。


しかし、そのままキッチンへ入る。
わたしはスイッチオンのままだ。


子たちが大きくなり、帰宅時間も遅くなったおかげで、以前ほど夕食の支度を急ぐこともなくなった。でも去年までは帰宅後1時間で夕食を作って食べて子を塾へ送る、そんな日常だった。そんな日は頭も体もフル回転。帰り道は「まずはこれやってアレやって…」と帰宅後のシミュレーション。時間との戦い。


もちろん夫も言えば手伝ってくれる。(何度も言うが、この手伝うと言う表現自体どうよ?)しかし、帰宅後かばんからからのお弁当を出したところで、夫はスイッチオフしているように見受けられる。


私は帰宅後、犬の散歩、洗濯、食事の用意や後片付け、翌日の弁当の準備のことで、それなりに頭も体も使っている。
夕食を食べる時は「オフ」お風呂に入る時は「オフ」食後に少しゴロンと横になる時は「オフ」つまり、常時オンモードでオフのスイッチを押しているのだ。


しかし夫は逆だ。帰宅後は私が「食器片付けてー」と言えば「オン」
「洗い物お願い」で「オン」つまり常時オフモードでオンのスイッチを押している。

ここに大きな差があって、夫婦や男女間で話が通じなかったりするんじゃないのかと思う。

今日は盆明けの17日。
夫は出勤。娘と息子は夏休みモードで出かけている。
私は決めた。


「今日は私の夏休みだ!」


この4日間、夫は夏季休暇。2人で出かけたりもしたが、私はどこか休まらない。いや、休めばいいのだ。夫と同じようにダラダラすればいいのだ。だけど家族が家にいると「お昼の用意しないとな」「晩御飯、家で食べる人は誰だー?」なんてついつい頭も体も使うのだ。


「今日は夏休みだ!」なんて決めても、今日の予報は土砂降りの雨。近くの映画館にONE PIECEを見にいくと言う娘。過保護な私は車でモールに娘を送りがてら、こうやってフードコートでこれを書いている。なにやってんだか。でもそんな私も、馬鹿な子ほど可愛いと言おうか、悪くないとは思ってる。


娘の運転手をしようが、今日の私はオフモードなのだ。娘を送っていくときはオンモードになる。それが夏休みな証拠。それでも私は18時までのシンデレラだ。18時になればやっぱり、晩御飯の支度をして、サボったことを悔やみながら洗濯機を回し、雨の中ワンコの散歩に行くんだろう。


もう、性分なんだからしかたないわ。



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