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おかげくま、白い御神馬さんと出会う〜丹生川上神社下社参拝記

こちらの続きです。

日本最古の水神、雨乞いの神「丹生川上神社下社」(下市町)に #おかげくま参り をいたしました。

朝のご参拝は気持ちええねぇ。

早朝の天河弁財天様『朝拝』を終えて、次にご参拝へと向かったのが「 #丹生川上神社下社 」様です。こちらの神様は、闇龗神(くらおかみのかみ)という水神様。日本最古の水神、雨乞いの神と伝わります。「龗神(おかみのかみ)」という文字は「龍神」の古語とも言われていますので、元々龍神様=水神様をお祀りする神社様。丹生川上神社さんを巡ってかつては争いごともあったようですが、現在は、上社・中社・下社と3社共存し「三社巡り」も盛んだとか。

最近の天候は不安定なことが多いようです。4月には吉野地区にも、線状降水帯が通過、短時間のうちに豪雨が続き、山から鉄砲水が土砂とともに降り注ぎ、大雨の被害に加えて、土砂崩れなどで国道や山道など道路寸断される地域が後を断ちません。

命の源である水源を守る重要性は増しています。
そのためか、神社様でもしばらく中止していた祭事を近年になって復活させているとか。

天に伸びるよう設えられた75段の屋根付き階(きざはし)が有名ですが、縁結びや家内安全などご祈祷をお祈りされる熱心な方もこられています。今回は、たまたまですが、静かにお参りさせていただきました。

社伝によると、かつて朝廷より、雨を祈るときには「黒馬」を、晴れを祈るときには「白馬」が奉納されたそうです。
この2馬はとても可愛くてSNSでも人気です。

https://www.facebook.com/niukawakamishimosya より

 この水神信仰と神馬からこちらが絵馬発祥の地としても尊ばれています。
当日は雨がポツポツ降りかかる天気だったせいか、神馬舎に仕舞われていましたが、ご飯の時間、ということで、晴れを祈る「白馬」ちゃんが登場してくれました。おかげくまと一緒にポーズもしてくれたよ。

白馬さんと一緒に。
けっこう大きいよ!白馬さん
ひたすらご飯に集中する白馬さんとご機嫌なくまちゃんたち

 境内には、欅の御神木、牛石、蛙石、産霊石、御神水など触れたり、撫でたりするとご利益が得られるという伝承が伝わるスポットが数々ございます。境内撮影してSNS等にアップするのは禁止らしいので、写真は上げられませんが、水神様らしい清らかなイメージそのまま。まさに聖地と呼ぶに相応しい神社様です。

そして、窮地に陥ったときに左手で握ると神力を得られるという「御神力」のお守り札はこちらに行かなければ入手できません。

御神力のお札が守ってくださいます。

感謝してお参りし、感謝してお守りを授かり、いい時間を過ごすことができました。おかげくま参りは続きます。

おかげくま参拝は、様々な事情で神社仏閣へ参拝できない方々と観光客・参拝客の減少に苦しむ寺社様との架け橋になれば、とくま作家Ray作テディベアによる代理参拝を支援しています。この活動を応援いただける方からサポートいただけると幸いです。