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生きやすさは視点から。

最近知ったストレングスファインダーの入門講座があるということで、夫ちゃんを誘って夫婦で参加してきました。

ストレングスファンダーは、自分が何気なくしてることを才能ととらえ、それを鍛えて強みにしていき、強みを通して社会や人とかかわることです。
強みという視点を持つことって、すごくやさしいなって私は思うんです。

たとえば、わたしは目の前にいるひとを全力肯定してしまうし、一つ物を買うのでもそれがここに置かれた経緯を想像してすぐ感動するし、わいわい人と話すのも楽しいけど、絶対に自分一人で沈思黙考する時間も必要で、人に合わせているように見える割には、自分がこれだと思ったことは絶対に譲らないし、そういう諸々の特徴を生きにくさだと思ってました。昨年、たまたまHSP(ハイセンシティブパーソン)という言葉を知って、救われたと同時に自分は感じやすく弱いんだなと捉えていたんです。
ストレングスファインダーのテストを受けても、上記の特徴がすべて表れたのですが、ここではそれは才能でありあなたの強みになるんだよ、というスタンスなので、生きやすさに繋がったんです。

わたしはこういう資質を持った人間なんだから、今までのような行動パターンになるのは自然なことだよね。だったらそれを生かしていこう。わたしが今までしてきたことを封じて、理想像を作り上げてそれに近づこうと努力するより、今まで通り自分にとって無理のないことをして、それが社会に役立てば、お互いWINWINなんだなって思いました。

自分に対する捉え方、日本にいる人は否定的になりがちなのかもしれないけど、否定している部分が実は、一転するば強みに変わるって、すごく優しいと思いません?

まず、視点を変えるだけでいいんです。

わたしは法則激萌え最推し要員だけれども、それは決してすべての人に通じるものではない。だからこそ、強みとして生かせるし、違いも認められる。

それにできないことを克服するしんどい時間より、得意なことを強めていく時間のほうが感覚的に短いし、楽しいと思う。

夢中になって好きなことをするのが、生きていく中で何より大事だから。

あ、法則との共通項を見つけたぞ。


この講座にはできるだけ夫婦で参加したくて、というのも、昨年夫ちゃんは職場が合わないため二回休職していて、わたしは休職どころか退職して、しばらくのんびり休めばいいやんと言ってるんですが、責任感の強く慎重な彼は復職しつつも、やはりしんどさを抱えていたわけです。

なので、あれこれわたしはお節介に提案してたんですが、なにせわたしの思うおすすめのものを提供しても、彼の興味を引くことはできず、提案するタイミングも全然違ってたんです。

この講座を受けて、子どもたちが寝た後、わたしたちは日付変わるまで夢中でお互いの才能について話し合いました。必要だからというより、ただそうしたくてやりました。私たちってホント全く相反するので、その違いを認識するのが面白すぎて。夫ちゃんは「自分が慎重すぎて何か意見を求められてもとっさに出てこな方が多かったから、それをよく周りに責められたし、自分でも嫌だったけど、これが才能だとわかって、気が楽になった。それだけで3000円の価値ある」って感じのことを言ってました。

うちらは講座の後の懇親会を申し込まなかったのだけど、「それなら今日の懇親会も行けばよかったね」と返すと「いやそれはすぐに打ち解けやれやんから」と言ってたので、不参加で正解だったようだ。

夫ちゃんがなぜ今の職場でしんどいのかも明確に見え、夫ちゃんのNOといえない責任感を乱用しようとする人がいるわけで、そこをどう切り離していくかが課題だなと、今後の働き方も見えてきました。

すぐにこの考えを深めたり勉強に参加するという気はないけど、まずは自分の中でゆっくり落とし込んでいこうと思っているそうです。夫ちゃんの、確実に行動するために周到に準備する、問題点をとにかく洗い出して駒を配置し、万全を期して実行する、という全く私にはない資質が面白すぎて仕方ないので、もう全部彼にゆだねようと思います。時代が時代なら武将やで。

3000円お得すぎると思う。

主催のヨーコちゃん、コープで声かけてくれてありがとう!

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