私の、たまに取り出せる褒め




・私のたまに取り出せる褒めって何だろう。





そのイメージが出てくるのはすごい

・リンゴの絵をかきましょう、みたいな小さい頃のお題で、真正面から見たりんごじゃなくて下から見たようなりんごのお尻の構図を描いたら「そのイメージが出てくるのはすごい」って言われたこと。




読書感想文やっつけ仕事の癖に変なの書いてくるんですよね~。審査に出すか迷うくらいの

・三者面談で担任の国語の先生に言われたやつ。実際に審査用に選んでもらって、推敲の指導もしてくれた。少し癖のある、自然体の面白さに人気のある先生だったので、その先生に認めてもらえたことが嬉しかった。




爪きれいだね~

・爪が綺麗と言われました。部活の先輩に。ネイルもしたいらしい。そのまま指先を軽くいじいじされた時間、完全に「萌え」だったし、私はその先輩のことが好きだった。




お前は前を走ってくれる人がいたらもっと速く走れる

・ヒョロオタクだった私が持久走で思いの他速く走れて、その時のグループで一位を取った時に陸上部の友達が言ってくれたやつ。だけど、今思えばこれただのペースメーカーか。




本読むの速っ

・本を読むのが速い。



アイス食べるの速っ

・アイス食べるのも速い。




あなたは物覚えがとてもよく、そしてすぐ忘れる

・欠点あるくらいが丁度いい。




天才か?

・王道のやつが嬉しい。自分よりも遥かに頭のいい友だちに、ぼそっと言った自分の一言がハマったときの気持ち良さは異常。「まあ、天才やからな」とかおどけてしまう。




もりさんはまだ幹部としてのおかかを高く評価してるよ

・ここで言う幹部は大学のサークル運営陣のこと。サークル引退して数年後、もう繋がりも薄くなったころに言われた。そして「もりさん」は私が今まで出会った人の中で最も尊敬している、そのサークルの先輩。だから又聞き評価で真偽の程は不明なのだけれど、嬉しかった。





・私は旅行から帰ったら、その旅行中に仲間内でウケたシーンを反芻して何回も噛み締めちゃうタイプなので、「たま褒め」にもかなり救われているところがあると思う。

・動画やnoteにいただいた嬉しいコメントとかも、スクショ撮って見返せるようにしちゃう時あるからな。そうして自分の輪郭を保つ夜がある。

・いろいろ思い出補正で脚色されてるような気もするけれど、思い返すと「頭いい」系と「やるやん」系が強く印象に残っている気がする。人に認めてもらえるのって嬉しいもんな。あと頭いいもんな、俺。




・「頭がいい」と「やるやん」の交互浴をひたすらに浴びていたい。ずっ褒め、お待ちしております。



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