「本当の気持ち」はただ一つじゃない。全部のホントの気持ち。
先日参加したビジコンの合宿で、彼が過去を振り返って思わず涙を流したのを見て、「ああ俺が支えないと。」って感じことがあった。
しかし、一方で「コイツを最後まで支えるのは面倒くさい。」と感じる自分もいた。
パートナーに対して、この相反する気持ちを持ったことに対して、ちょっともやもやした。「本当に俺は彼を支えたいのだろうか、この気持ちは嘘ではないか?」と。
そんな経験が何回もあった。好きな人ができた一方で、「本当に俺はこの人が好きなのか?周りの状況に流されて無理やりそう感じているだけじゃないか、この気持ちは嘘じゃないか?」と感じる自分がいた。
このような一つの物事に対して、相反する気持ちが生まれ、「自分の本当の気持ちはなんだ、早く一つに決めろ。」って自分を追い込んだ経験が何回もあった。
先日、あかしさん(@akyska)のnoteでこんな投稿があった。
これとはまた話が変わると思うが、自分なりに違う視点から見えたことがあった。
本当の気持ちはないんじゃなくて、全部がホントの気持ちではないかと。
だって、その気持ちが生まれたのは、一時的でも正真正銘、自分の中で生まれた感情だ。そこに嘘なんて何もないんじゃないかと。
そこから思うようになったのは、
人間は一つの物事に対して、大抵相反する気持ちを持つではないか。
ということ。
「絶対成功する!」と強く思っていても、必ずどこかで「失敗するかも…。」と思う自分がいるということ。
ここでポイントになってくるのは、
相反する気持ちを持ってしまうのは当たり前、それを受け入れる
ということではないだろうか。
そして、より強く持ちたい気持ちを保つために、そうじゃない気持ちに対してどう向き合うか、ではないだろうか。
「絶対成功する!」という気持ちをより強く持つために、「失敗するかも…。」という気持ちとちゃんと向き合う。「失敗しても、次の糧になる」とか「そもそも、なんでこんなに失敗をおそれているのだろう?」みたいに、思考を巡らせるとまた違ってくると感じた。
このように考えるようになることで、「パートナーを支えたい」という気持ちをより強く持ちたかった自分は、「面倒くさい」という気持ちを受け入れて向き合うようにした。
結論、「まぁ、そりゃ俺のパートナーだから、めんどくさいキャラなのは当然やわ、ハハハッ!」って考えるようになった。
かなり気持ちが軽く、そしてシンプルになった。
消したい気持ちでも、自分が感じたホントの気持ち。だからこそ、受け入れて、向き合って、大事にしていくことが、ホントの気持ちを知ることになるんじゃないだろうか。
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