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僕は誰かの支えで生きている。

就活でお世話になった人事の方がいる企業でインターンをして半年。

正直、胸を張れる結果を出していない。上司からも指摘され、自分としても情けないし、悔しい。

その原因となる部分が昨日改めてあらわになった。採用サイトを作っているのだが、スケジュールも綿密に立てて行ったのに、全く予定通りに進まないのだ。

原因は一つ。自分がコミュニケーションを全く取っていなかったから。

どんなコミュニケーションを取らなかったのか?上司に判断を仰ぐべき件を勝手に進めたことだ。

人にとっては考えられないことだと思う。でも、僕にとってこれが無意識にやってしまったのだ。つまり、「これは上司に判断を仰ぐべきかどうか?」という発想すら出てこないのだ。

その結果、自分でもわからないまま進めてしまって、いざ上司に報告すると「???」となる。当然だ。

結果、何時間も費やした時間は一切無駄になる。これぞloose-loose。

じゃあなんでこのような事態になったのか?それはチームで仕事を進めている自覚がないということだ。

振られた仕事は勝手に進めていいという認識があった。自由にやっていい部分と確認を取るべき部分の判別をしていなかった。

言い訳に聞こえるかもしれないが、そのような思考回路になってしまった背景として、複数人で物事を進める経験がない事がある。幼少期から高校卒業まで個人技しかやっていなかった。しかも中高の部活では、一定の成果もあったので、一人でなんとかしたという謎のプライドもあった。

したがって、チームプレイの経験がないことから、複数人で物事を進める事に関する知識やノウハウが、僕の脳内にないのだ。だから具体的な考え方・手の動かし方もわからない。

唯一、大学時代に学生団体で企画の立案・実施の経験があったのだが、チームプレイという自覚は一切なかった。自分がどんな役割で企画が成功するためにどんな行動をしたらいいか、メンバーとコニュニケーションを取らず勝手にやっていた。

結果、迷惑をかけまくったし、孤立感を感じるようになった。自己嫌悪に陥ってストレスで口内炎が何個もできた。でも、原因もわからずどうしたらいいかもわからなかった。したがって、根本的な解決はできなかった。

大学卒業して就職もせず、こんな自分をインターンとして雇ってくた企業に迷惑をかけながらやっと、チームで物事を進める輪郭が理解できるようになった。

でも、だからこそ、学ばせてくれた企業、上司に感謝して改善して結果を出す必要がある。

このように、反省をしていた時、改めて中学時代の部活の恩師から散々言われた「感謝の気持ちを持て。」という言葉が浮かんだ。

自分でも理解していたつもりが、まだその真髄を理解していないなと思った。

というのも、自分が高校生まで個人技ばかりやっていて、複数人で物事を進める経験がなかったと言ったが、そもそもそれができたのは、誰かの支えがあったからこそだ。

恩師は個人技で自分のことだけ考えがちになる陸上競技だからこそ、「今お前がひとりで競技ができているのは、誰かの支えのおかげやで。」ということを本気で伝えたかったかもしれない。

そう思うと、改めて彼の基で学ぶ時間を過ごせたことは、幸運としか言えない。あー泣きそうになってきた。笑

何回も思うのだが、この気持ちを今はもう伝えられないがマジで悔しい。

だからこそ、僕は今学んだことを、ちゃんと現実に活かす必要がある。本当に恩師に感謝を伝えたいのならば。

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