出席番号が遅いほど成績が低くなる現象が報告される

採点者が連続して課題を採点すると、後になるほど低い点数を付ける傾向にあることがわかりました。大抵はアルファベット順で採点されるため、結果としてアルファベット順で後ろに並ぶ人ほど点数が低くなり、平均0.6点ほどの差が生まれてしまうそうです。

https://gigazine.net/news/20240422-grading-records-surname-bias/

これ、マジ?
けっこうひどい話だな、なんて思うけど、ある教授も「最初の人の方が点数高くつけちゃう。後の人は最初の人と比べちゃうんだよね。」って言ってたっけ。
記述式の弱点なんだろうか。
マーキングが最もフラットか、と言われると違和感があるし、記述式は思考のプロセスが明確になると思うんだよな。
記述式の問題をフラットに採点する技量が必要。

ちなみに、解決策の例として、

結論としては、今回の研究で見られたような偏りが採点者の無意識のうちに起こり、それが実際に社会的影響を及ぼしている可能性があるということです。0.6点の差は小さいかもしれませんが、評定とGPA、ひいては留年率に大きな影響を及ぼします。名前による偏りを減らすための最も簡単な解決策は採点順をランダムにすることで、大規模なクラスでは採点者を増員するのも手です。

https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=4603146

とのこと。
確かに。

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