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僕は君たちに武器を配りたい (重要部分まとめ)


僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史 (著)


メモ

資本主義の社会でお金を増やすことができるのは、
「より少ないコストで、みんなが欲しがるものを作った人」である。
逆にみんなが欲しがらないものを作ったり、必要以上のコストをかけて作る行為は社会的に無駄な行為となり、自然と淘汰されていく。

資本主義の中で稼ぐことができるのは6パターン

1、商品を遠くに運んで売ることができる(トレーダー)
2、自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
3、商品に付加価値をつけて市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
4、まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
5、自分が起業家となり、みんなをマネージしてリーダーとして行動する人(リーダー)
6、投資家として市場に参加している人(インベスター=投資家)

これからは、1と2の人は、難しくなってくる。

企業や商品で差異をつけることは難しい。
差をつけるにはターゲットが共感するストーリーを作ること。

クレイジーな人はコンプレックスを原動力とせよ。
クレイジーではない人は、リーダーのサポート役になれ。

ローリスクより、リスクが取れる範囲のハイリスク・ハイリターンの選択をたくさん選べ。

投資は長期的な視点で富を生み出し続けるか、人を信頼できるか、の2点で判断する。

投資家は「調べる手間」を惜しまない

住宅ローンはリスク管理できない人のもの

現時点の少数意見が正しければ必ず儲かる

社会に出てから本当に意味を持つのは、インターネットにも紙の本にも書かれていない。
自らが動いて夢中になりながら得た知識だけだ。
自分の力でやったことだけが、本物の自分の武器になるのである。

資本主義社会を生きていくための武器とは、勉強して手に入れられるものではなく、現実の世界での難しい課題を解決したり、ライバルといった「敵」を倒していくことで、初めて手に入るものだ。


以上、重要部分まとめ。

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