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#19【徒然】レズビアンカップルの子育てってバレにくそう

そう思ったのは、私が近くのファミレスに行ったとき。

子連れの席を見てみると、パパは大体居ない。

子連れの席には、大体ママと子供だけ。
複数人のママと、複数人の子供のこともある。

その中で目に留まったのは、ママ2人と子供3人のグループ。

きっと見る人が見れば、これは
「ママ友と、それぞれの子どもたち」だろう。

でも、私には
「ふたりのママと、彼女らの子どもたち」に見えた。

先日『ふたりママの家で(In Our Mother's House)』という絵本が出版された(パトリシア・ポラッコ作)。

女性同士のカップルが様々な性別・年齢・肌の色の子供たちを引き取り、育てる物語である。日本初の「レズビアンの母親」が出てくる絵本となり、注目の的となった。英語圏ではすでに多様性を学ぶことができる絵本のひとつとして人気が高かったので、日本語訳を待ち望む声も強かった。(ほしい人はコチラから)

クラウドファンディングの頃から私も待ち望んでいた本の翻訳・日本での出版。手元に届いて嬉しかった。

絵本自体の温かさに心がほっこりすると共に、ついに「子どもたちに《同性パートナー間での子育て》を伝えることができるんだ!」と心が期待で膨らんだ。

子供にモノを教えることは、未来を作ることと同義である。

しかも「意識」が生まれるよりも前に与えられる情報において、最も重要となる媒体は、絵本であると考えている。

そんな中で、女性同士の子育て、ゆくゆくは男性同士の子育て・異性同士の子育てでも男性中心の子育て等が描かれていくことは、その教育を受けた子たちが成長したときに大きな影響を及ぼすと思う。

きっと今から20年後(2040年)くらいには、
色んな人による色んなカタチの子育てが当たり前になる。

そんな未来も近くない、と私は思う。

岡野めぐみ

性に関して活動中の大学生です。思ったことを徒然書いてます。興味を持っていただけたら嬉しいです! ぜひサポートお願いします!