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「理想の自分になる」ということ

こんにちは、引き寄せアドバイザーの真です。

「理想の自分になる」
みなさんはこの言葉を聞いたとき、どんなイメージが浮かぶでしょうか?
どんな気持ちになるでしょうか?
私は昔この言葉を聞くと、いつも崖のイメージが頭に浮かび、ひどく重苦しい気持ちになりました。

私は地面に立って、高い高い崖を見上げている。
何も持っていない、弱くて愚かで醜い私が崖を見上げている。
今から私は、頂上を目指して一人で岩肌を這いあがっていく。
きっとものすごく辛いだろう。
でも上に登っていく途中でひとつひとつ、強さとか、賢さとか、謙虚さとか、そういった素晴らしいものを獲得していける。
血の滲むような思いをしながらいつか頂上にたどり着いたとき、
そのときこそは私はすべてを獲得し、素晴らしく完璧な「理想の私」になれるだろう。
だからどんなに辛くとも、必死の努力と根性で上に登っていかねばならないのだ…。

そんなふうに思っていました。
「得れば得るほど幸せになれて安心できるのだ」
と、固くそう信じていました。

けれど最近は、「理想の自分になる」とは崖を登るようなものではなく、いま身にまとっている鎧を脱ぐようなものではないか、と思っています。

人はもとより強さも賢さも謙虚さも、その他のすべても持って生まれてきている。
けれど育っていく過程で、いろいろな理由から「私はダメだ」と思い込んでいく。
自分がすでにあらゆるものを持っていて、完璧であることを忘れていく。
「私はもっと〇〇でなければいけない」
「◇◇を手に入れなければいけない」
そういう「ねばならない」という強い思い込みを何重にも身にまとい、自由に動けず、どんどん窮屈で苦しくなっていく。
けれど自分では、いらないものを身にまといすぎているから苦しいのだとは気づかない。
真逆に、
「私は何も持っていないから苦しいのだ」
「得れば得るほど幸せになれて安心できるのだ」
と思い込み、鎧を着たままロッククライミングに挑みだす。

求めるものは崖の上ではなく、着こんでいる鎧の中にある。
岩肌を登ることよりも、鎧を脱ぐことのほうが大事なのではないか…。
そんなふうに感じています。

「私はもっと〇〇でなければいけない」
「◇◇を手に入れなければいけない」
人は、ついついそう思い込んでしまいます。
そしてその思い込みを持ったままに、
「いかに手に入れようか?」
ということに躍起になってしまいがちです。
けれど、思い込みを持ってして何かを「手に入れる」ことを考えるのではなく、その思い込みを「捨てる」ことに目を向けてみてはどうだろう、と思います。
「ねばならない」という思い込みを捨てるほどに、
「私はもとよりすべてを持っていた。最初から理想の状態だったのだ」
そう思い出し、安心できるのではないかと思います。

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