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どうしてうつ病になったのか 前編

10月になってしまいました。
暑かったり寒かったりと、コロコロ変わる気候に心も体もついていけていない感じがします。せめて風邪だけはひきたくないなー。

今日はなぜわたしがうつ病になったのかを自分なりに考えたり、先生と相談したりしてわかったことをまとめておこうかなと思います。書き残しておくことで、未来のわたしが自分の大切さを見つめ直すきっかけになればいいなと思っています。
書いていたらかなり長くなったので、2つにわけました。その前編です。

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まず、わたしがうつ病になった主な原因は

▷就活
▷アルバイト
▷友人 

そして、うつ病になった主な要因は
・復学してから約1年間ほぼ1日休みの日がなく、毎日忙しかった。
・自分の疲労感や体力の少なさは他人と比べると甘えだと感じていた。
・友だちの卒業と就職活動で孤独になっていた。
・その孤独さを埋めるように恋人に依存していた。そのため、就活後に別れを切り出されたときに想像以上のショックを受けた。
・アルバイト先でのパワハラセクハラ

・就職活動の不安から卒論ができず、そんな自分に劣等感を抱えるようになっていた。

こんなところでしょうか。
こんなことが積み重なっていった結果、現在うつ病と診断されてしまいました。それでは詳しい経緯を書いていこうと思います。

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【2017年10月-2018年3月】 
1年間の休学期間を経て大学へ復学した10月。留学と気仙沼でのインターンを経て、「豊かさは自分で生み出すもの」「行動はメッセージ」「自分に限界はない」という学びを持って宇都宮に帰ってきました。
友人と再会したも束の間、待ち受けていたのは就職活動の波と、休学で使い果たしてしまったお金の貯蓄の道でした。

就活
就活なんてまだまだ先の話〜と思っていると、実は世間では「サマーインターン」というものをしている人がいたり、同期の仲間たちも着々と準備をする様子を見たりしていると、なにから手をつければいいのかわからないながらに、とにかくマイナビで気になる企業をリストに入れる日々が始まりました(今思えば就活でこれほどに無駄な時間はなかったと思う)。

▷アルバイト
就活と同時にアルバイトをする日々。しっかり者の姉と比べ浪費家のわたしはいつも親に指摘され続けていました。また、友達の中にはアルバイト代で学費や生活費をまかなっている人も多く、「わたしも自分の力で就活費も貯金もしてやる」と意気込み、ダブルアルバイトをする日々をはじめました。

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【2018年3月-2018年6月】
▷就活
就活ではメディアやエンタメ業界に絞り採用活動に出向いていた頃でした。何度夢が変わっても、どんなにつらいことがあっても頭の片隅から消えなかった「エンタメ業界で働く」という夢を叶える目前にいた頃、この業界で働くことに違和感を覚え始めました。多くの人と関わりながらひとつの作品を作り上げる素晴らしさに憧れてはいるものの、体が弱い自分に対して十分な休みがなさそう、プライベートが少なそう、プロデューサー等になる頃に結婚や出産の適齢期を迎えそうなど、働くこと以外の「豊かさ」が自分の中で保てなそうということに気づいたからでした。「本当にやりたいことのためなら他のことは投げ売るべき」と思えば思うほど苦しくなっていったわたしは、結局働くこと以外の豊かさを大事にしながら「創る」ができる仕事をしようと決め、就活を5月に一度全てやめてしまいました。

▷アルバイト
アルバイトではスナックで接客業をしていました。3月といえば卒業の時期。先輩たちは卒業し、後輩のわたしたちだけでシフトをまわしはじめましたが、ほぼ全員が就活生。説明会などで忙しい時期であったり、ダブルワークをしている子がわたし以外にもいたりしたのでシフトはがらがら状態。お店の伝統として、わたしの大学の女の子しか雇っていないこと、新しく雇う子は大学生が探してくること、シフトは誰かが作ることとなっており、まさにわたしがそのシフト作成者でした(今思えばほんと経営者失格ですよねこれ)。シフトを半月に1回作るたびに「早く新しい子連れてきてよ」「やる気あるの?お客さんのこと考えて」「東京から帰ってきた後に遅刻でもいいから入れない?」といったようなことを言われ、お人好しのわたしは作り笑顔を浮かべながらすみませんと言うしかできませんでした。そして、『その穴を埋めるのはわたししかいない』、『わたしがいなくなったらお店は営業できなくなってしまう』といったことを考えるようになってしまい、週4〜6でアルバイトをする日々が続きました。

▷友人の卒業
そして、その卒業シーズンがもたらした一番つらいことは、なんといっても友人の卒業でした。わたしは休学をしていたので、本来なら同じ年に卒業する予定だった友人らは1年早く卒業を迎えました。幸いにもわたしの学部は留学・休学をしている人が多かったのでとても寂しいというわけではありませんでしたが、旅行に行ったり、普段遊ぼう!とか、話しを聞いてと連絡したりする2人の親友は卒業してしまったのでした。また、就活というシビアな時期。わたしは同じく就活をしている大学の友人と会うことが怖くなっていました。理由は、就活がうまくいっているというような話を聞くと不安や焦りに襲われる自分を容易に想像できたからでした。あえて積極的に連絡を絶っていったわたしは、当時留学していた恋人ばかりと連絡をとる日々を送って安心する毎日を送り、気づかぬうちに孤独な状況をつくっていました。

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後編へつづく。

2018.10.12(Fri) おかぴ


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