2022年8月|オーストラリア・ケアンズ旅行の出入国&PCR検査を体験してきました。

こんにちは、テツヤマモト(@okapo192)です。

8月のお盆休みの期間を使って、オーストラリアに旅行に行ってきました。海外旅行は3年ぶりで、お休み自体も久しぶりに取ったので、とってもリフレッシュできました。

旅行の個人的な感想は置いといて、今回を通して、まだまだ日本人にとっての海外旅行は厳しい状況にあるなと感じました。僕自身、世界一周を経験してそこそこ旅慣れしてるんですが、それでもまぁまぁ大変でした…。

旅の情報インフラがまだ整っていないなーと感じたので、出入国やPCR検査に関して、旅好きの皆さんに残せればと思います。

*こちらは2022年8月13日出国→8月17日帰国した僕の経験です。状況は刻一刻と変わっていますので、あくまで参考程度にしていただき、今一度公的なサイトで最新情報をご確認ください。

旅行前に確認していたサイト

まず僕自身、事前に参考にしていた情報がこちらです。

旅行前にはグローバルWiFiさんの出入国情報サイトを参考にしておりました。とても良く情報がまとまっているサイトで、各国の出国・入国・帰国の条件や必要な書類等々がまとまっています。

ケアンズでのPCR検査の受け方に関しては、「ケアンズちゃんねる」さんの情報を参考にさせていただきました。大変助かりましたので、この場を借りてお礼申し上げます!!

では、ここからが自分自身の体験です。

1. 日本出国

今回は2022年8月13日に東京発ケアンズ着のJetStarにて渡航しました。

書類提出や入国規制等はグローバルWiFiさんのサイト等で無いことは確認していたのですが、オーストラリア自体がE-Visaの登録が必要なのことを把握しておらず、JetStarのカウンターで航空券発行できませんよーと言われたのは焦りました。。。

E-Visaの登録自体は、アプリで10分くらいでできるので問題ありませんでしたが、空港に着くのが遅くなっちゃうとリスキーなので事前に登録しておくことをおすすめします。20AUDの登録申請料金が必要になります。

▽オーストラリア内務省のページからアプリをダウンロードできます。

航空券をもらってしまえば、特に検査等もなければ、出国審査自体も電子処理ですぐに終わりました。ハンコ無しになっちゃったんですね。。。

2. オーストラリア入国

深夜便のち、14日早朝にオーストラリアに到着しました。

ケアンズ空港も日本同様に電子処理が発達していて、パスポートを機械にスキャンするだけで、入国処理が完了しました。

あとは飛行機の中で記入していた税関書類を提出して、荷物をスキャンして入国完了。イージーです。

3.オーストラリアからの出国

ここからが大変。出国に際しては、PCR検査を受けて陰性証明をもらわなければ航空券を発券してもらえません。

ケアンズでは、「QML Pathology」という検査機関でPCR検査を受けることができて、かつ日本語の陰性証明を発行してもらえます。ケアンズ市街地に滞在していれば、歩いて行ける距離かと思います。

営業時間については、平日は06:30〜18:30、土曜日が06:30〜14:00、日曜日はお休みとなっているようです。そこまで混んでおらず、検査自体5分もかからないので、18:00とかに訪れてもなんとか間に合うはずです。

検査にあたって事前予約等は不要ですが、支払い自体はオンラインで済ませる必要があり、さらにEmailにて検査申込書を受け取る必要があります。QML Pathologyの公式ページにある、COVID-19 Travel Testingの項目内の「Buy Now」から事前申し込みを進められます。

購入にあたって、100AUDにて48時間以内に結果送付保証、195AUDにて当日受け取り保証のプランがあります。僕は48時間以内のプランを購入して、24時間後くらいにEmailにて陰性証明の結果をもらえました。

施設の方によると、徐々に観光客が増えていて、処理時間が以前よりもかかってきているようです。旅程的にギリギリになりそうな方や、結果を待つのが落ち着かない人は、当日プランを選んだ方がいいと思います。

さて、事前申し込みから数分すると、申込書がEmailに送られてきます。こちらをプリントアウトして当日持参するか、もしくは当日施設を訪れた上でファイル転送用のメールアドレスを教えてもらいます。また、本人確認のためパスポート提出も求められるので、必ず持ち込むようにしましょう。

前述の通り、そこまで混んでいないので、待ち時間は長くありません。喉と鼻でのPCR検査なので大変ですが、こればかりは頑張りましょう。ちなみに施設内は日本人だらけなので(陰性証明必要なのが日本くらい?)、旅人同士でわからないことは日本語で助け合えます笑

少し長くなりましたが、ともあれ陰性証明書さえあれば、日本に帰れます。オーストラリアでの出国審査自体も、電子検査で超スムーズです(ハンコ無くなって寂しい)。

4.日本への入国(帰国)

ようやく帰国が近づいてきました。帰国時(日本再入国時)には、MySOSというアプリに、ご自身の旅行情報・パスポート情報・ワクチン接種情報・陰性証明の書類等を登録しておく必要があります。

ワクチン接種証明は、ワクチン接種時に受け取っているはずなので、旅行前にスマホで書類をスキャンしてアップロードしておくといいです。陰性証明書は現地で受け取る形になるので、受け取り次第、オーストラリア出国前にアップロードしておくといいです。

日本に帰着したら、MySOSアプリの画面をスマホで提示すれば検疫突破、パスポートスキャンで入国審査突破、飛行機内で書いた税関書類で税関突破…と、予想以上にスムーズに進みました。日本のデジタル化も捨てたもんじゃないなと感じました。

もし陽性判定が出てしまったら・・・

最後になりますが、本日偶然ニュースを見かけたのですが、旅先で陽性判定が出てしまい、帰国できない・・・という人が続出してるみたいですね。

僕は運よく陰性判定でしたが、陽性判定が出ていたと思うと、滞在費やら仕事の調整やら、大変だっただろうなとゾッとします。実際問題、僕がPCR検査を受けた日に「陽性だったんだけどどうすれば・・・」という方が、施設を訪ねていて心苦しく思いました。

この時期に海外旅行をする上での最低限のリスクマネジメントとして、帰国便の日程調整はフレキシブルなプラン(調整可能な航空会社)にしておく、旅行保険に加入しておく、陽性判定時の対応に関して情報収集しておく・・・くらいはしておくべきかと思います。

もろもろ体験した中で、日本人がコロナ前のように海外旅行できる日は、まだまだ遠いな…という印象です。残念ながら、そこそこ旅慣れしている人ではないと、結構大変かなぁとは思いました。

僕自身、本業で旅行系のビジネスに携わっているので、一刻も早く海外旅行が身近になることを願っています。


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