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電池で動くクルマの電池

この週末、我が家に充電コンセントが取り付けられた。早速、3週間前に買ったプラグインハイブリッド車(PHV, MINI CROSSOVER All4 SE)を繋いだ。およそ3時間で充電100%。これで電気だけでおよそ30km走れる。普段の生活に必要なクルマでの移動は電気だけで行えることになった。


早速電気だけで走ってみた。運転モードをスイッチで「電気だけで走るモード」に切り替えた。静かだ。静かにスムーズに「ぬるっ」とした感じで加速する。


このクルマに積まれている電池はどこのメーカーだろう? 気になったのでネットで検索してみた。サムスンSDI製らしい。


私が乗っているクルマは2017年モデルだ。最新モデルは2019年9月にマイナーチェンジされており、電池だけで走る距離は30%も増えている。そして驚いたことに、その最新モデルの電池は寧徳時代(CATL)製だそうだ。世界トップ3に入る中国の自動車用電池メーカーだ。


マイナーチェンジだから、車体そのものには大きな変更はされていない。なのに30%も電池で走る距離が伸びたということは電池が大きく進化したからだろう。もう少しよく調べると、電池の容量が30%増えている。つまり走行距離が伸びたのはほとんど電池が変更されたおかげだということだ。車体が変わってないということは、電池のサイズも変わってないだろうから、CATLの電池は同じ大きさで30%多くの電力を貯めることができるということだ。


2年のマイナーチェンジ毎に電池メーカーを変えて、走行性能を大きく進化させる。自動車が既にこんな時代になっていたとは。


私の仕事は製造業のものづくりを支えるオートメーションを提供している。自動車も自動車用の電池もオートメーションの重要なお客様だ。その中でも車載電池を始めとする電動化部品は変化と成長がもっとも著しい分野。オートメーションの方法もどんどん進化している。そして、自動車は私が暮らしている国の重要な産業でもある。だから私はとても注目しているし、変化や動向から目が離せません。


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