ママなのに働いていてえらいね
私の住むエリアには、平成30年だというのに、未だに専業主婦が多い。「ママなのに働いていてえらいね」なんて言われちゃったりする。
褒めてるつもりなんだろうけど、1ミリも嬉しくはない。
「ママなのに働いていてえらい」
という感覚がわからない。
「人として働いているのは当たり前」
じゃないのかな。
もちろん、いろいろ理由があって働かない選択肢をする人もいるだろう。それは別に良い。働く・働かないは個人の自由だから。
でも、プライドを持って働く女性に「ママなのに働いていてえらいね」は無い。
試しに、そのへんの男性に言ってみてほしい。
「パパなのに働いていてえらいね」
喜ぶ人なんているのかな。
完全にトンチンカンだし、馬鹿にしてる。
パパだろうが、ママだろうが、未婚だろうが、老人だろうが関係ない。
仕事って大変で、その分楽しくて、自分の人生を賭ける価値があるものだ。
子育ても当然計り知れない価値があるけれど、それはあくまでも子どもの人生のサポート。
幼少期は子ども中心の生活であっても、成長とともに、自分の人生に戻っていくことが望ましいと思う。ずっと子どもの人生に乗っかり続けるわけにはいかないのだから。
家族全員がそれぞれの持ち場で、自分の仕事に全力を注ぐ。家では、互いを労いながらゆったりと疲れをいやす。そんな家族でありたい。
ちゃんと働きなさいと外野から言う母親ではなく、楽しそうに働く自分をマウンドに立って見せ続けるのだ。
おつかれ自分、超わけわかんない会社にいるけど、とりあえずがんばれ。
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