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子連れゲストハウスのすすめ

週末、家族旅行のステージが、ひとつ上がったように感じた。

これまでファミリーフレンドリーな旅館・ホテル・せいぜいビジネスホテルまでだった子連れ旅行で、ようやくゲストハウスに泊まることができたのだ。

料金的には完全に順番が逆だけど、私はお風呂やトイレが共用のザ・ゲストハウスに家族で泊まることが憧れだった。前のnoteでも書いたとおり、異国の草原で楽しめる人間に育てたいし、私もそうありたいから。至れり尽くせりでは得られないものもある。

(無論、共立メンテナンスの癒しの湯宿への感謝は尽きないし、これからも変わらず愛している)

記念すべきゲストハウスデビューでお邪魔したのは、ジェイホッパーズ琵琶湖ゲストハウスさん。旅行サイトではなくGoogleMapで発見し、HPから直接予約した。

HPの印象より、格段に良いゲストハウスだったので、勝手に推していきたい。

感動したところ① フットサル場がある

たとえば子ども達が走り回りたいとき、バドミントンやサッカーボールを貸していただけて、ネットで囲われた安全な人工芝の上で遊ぶことができる。これだけでひれ伏すくらい助かる。

家族旅行はもちろん、たとえば同窓会とか、サークルの合宿とか、親族全員集合とか、多用途に使えそう。下手したらnoteのmeetup子連れver.も開けるレベル。

感動したところ② 申し訳ないくらい美味しいごはん

ゲストハウスの1階には、びわごち食堂というレストランがあり、夕食でも1000円で定食をいただくことができる。

その内容が凄い。前菜・サラダ・スープ・メイン(もりもり)・デザート。嘘でしょ?という品数だし、メニューもお洒落で楽しい。ボリュームたっぷりで、子どもと取り分けてもおなか一杯。手間ひまかけたお料理が1000円とは、申し訳ない。もし近所にあったら、日常的に通いたい。

キューバサンドという辛いサンドイッチがとってもツボで美味しくて、帰ってレシピを調べているほど。(すごく辛いハラペーニョみたいな味と、甘いジャムみたいな味がしたのだけど、WEBで見つかるレシピとは違っていて、途方に暮れている)コスパの高いごはんについては饒舌になりすぎてしまうのでこのへんで割愛。

感動したところ➂ 琵琶湖まで、徒歩5分

部屋の窓から見えるほど、琵琶湖が近い。もう少し暑い日なら水着のままトコトコ歩いて行けるし、トコトコ歩いて帰って来れる。うちの子の足でも確実に10分以内。

そして、これが大事なことなんだけど、琵琶湖は湖だから無臭。ベタベタしない。水面がとてもまろやかで、波も優しい。

人がうじゃうじゃいて更に海藻がもじゃもじゃしていて、なんか臭い海とはぜんぜん違う。子どもの自然に触れ合う機会として、海水浴より湖水浴という選択肢、アリだと思う。


他にも、
・施設は旅館のリノベで古いけど、トイレはぴっかぴかの新しいやつ
・キッチン付きのリビングが2階にある
・BBQが出来る屋外のテーブルもある
・車で5分くらいの場所に温泉もあるらしい
・スタッフの方も丁寧で優しい(はしゃぎすぎてしまい、騒がしくて申し訳なかった。でも最後までにこやかに対応してくれた)
と、ツボを押さえていて嬉しかった。

ここまで含めて、家族4人(大人2・小学生1・幼児1)で、1泊いくらだと思います?お布団3枚敷きの和室に、土曜泊で。


12000円/1室。
1人の料金じゃなく、全員で。
夕食大人3人分(取り分け)と、朝食ビュッフェを付けても、17000円。

驚いて首をかしげてしまった。ビジネスホテルの狭い部屋に素泊まりで、テトリスのように寝るのとほとんど同じ価格。

学校のような雰囲気だからか、廊下で会う人・洗面台で会う人に、無意識に「こんにちは」「おはようございます」って言ってしまうのも、すごく良い。ホテルでは考えられないことだけど、ゲストハウスだったらそれが普通なのかもしれない。「ただいまー!」って帰ってきている人達もいた。

子ども達は琵琶湖で遊び、フットサル場でボールを追いかけ、バッタを捕まえる。夜は砂浜にレジャーシートを敷いて、小さな花火大会を見た。ああ、本当に素敵な1日だった。

感謝の気持ちでいっぱい。
子連れゲストハウス、おすすめです。

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