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9/25 小手先の魔法

noteの書き出しを滑らかにするために、日付を付けている。
何を書こうか決まっていない時、一文字でも打つとそのままするする書くことができるのだ。お皿を1枚洗ったら、すべて洗えるのとよく似ている。

私は先に文章を書いて、最後にタイトルをつけるけれど、日記を書くときはタイトルの日付だけ先に書く。そうすると、下書き保存したときにも分かりやすいし、消そうと思わなくなる。ほら、今日を1日消しちゃったような気がするから。

「タイトルに日付を書く」
たったそれだけのことが、魔法のように効いている。

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今日も何の変哲もない1日だったけれど、息子の作ったおみくじが可愛かった。「あたり」「じゃんけんしたらかち」「1かいけんかする まけ」「ファントミラージュがすき」「じゃんけんしてがっこうにいく」などオリジナルの言葉が色々と書いてある。

帰りに男の子たちがワラワラと集まってきて、おみくじを取り合うように引いた。「やだよ、やめてよ、かえしてよう」と息子は抵抗していたが、皆は楽しそうだった。ファントミラージュは女の子の戦隊ものなので、「げえ」と返す子もいるし、「まけ」を開いてポイする子もいた。誰も悪くないのに、こうやって気持ちがすれ違うことがある。

お友達の素直な反応と、怒りながら1つずつ紙を折りなおす息子。ちょっと難しさを感じつつも、駐車場まで歩きながら「おみくじ人気だったねえ」と言ったら息子はご機嫌だった。

目の前の事実から、何を受け取ったらいいんだろうね。分からないから、私も皆と一緒に遊ぶ。誘導にならない程度に、足りない言葉を補えたらいいなと思う。

「〆は、嬉しい言葉にする」
帰り道に、言葉の魔法をかけてあげたい。

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そんなことを書いているくせに、私はせっかちで怒りっぽい。「はやくして」と1日に何度も言ってしまう。さらに、娘は私に似てせっかちだが、そんな娘が息子を急かすのにもイライラしてしまう。

だから、「もう怒った!」「いいかげんにしなさい!」などの怒りの言葉の言葉が出てしまったら、必ず「チューするからね!」を付けることにしている。

顔は怒ったままでも、それを言うと子ども達は照れながら頬を差し出し、そのしぐさが可愛いから私の怒りは沈静化する。そしてチューして完全に消火。(アンガーマネジメントでは、6秒待つと怒りが沈静化されるらしい。実はこの怒りチューは理にかなっている、と最近知った)

「チューを宣言して、イライラを抑える」
いつまで効くか知らないが、私はそういう小手先の魔法で生きている。

#日記 #子育て #魔法  

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