夏の瞬殺飯・薬味パーティ
まだ5月だというのに、今日は夏の奥の手を使ってしまった。
そう、薬味パーティ(そうめん)だ。
ねぎ・揚げ玉・長芋短冊・錦糸卵・納豆・かにかま・角切りトマト・新玉スライス・ツナ。茗荷も大葉も無かったけれど、冷蔵庫にあるものだけでなんだか割と楽しいことになった。
私はめんつゆに完熟トマトをたっぷり入れて。しばらくして揚げ玉と新玉も追加。
そうめん以外は、見切り品で半額だったそら豆。さやのまま魚焼きグリルで10分焼き、藻塩を添えて食卓にドン。
ザッツオールフォートゥデイ。
断っておくと、昼食ではなく夕食。申し訳ない、栄養大丈夫かしら、という気持ちをいつも納豆が優しく収斂してくれる。
その昔、テレビの昼メシ拝見みたいな番組で、バリバリ働いている高齢のおばあちゃんが、「おら、これだけあればいんだ」と言いながら、納豆ごはんを美味しそうに頬張っていた。それを見てから、私は納豆に絶大の信頼を寄せている。栄養バランスに悩むとき、そっと心の中でおばあちゃんを再生するのだ。
しかし、なんでそんなに夕飯を作る気にならなかったかと言うと、昼間に家族で商店街へ散策に出て、あこがれていたチーズ専門店でチーズ盛り合わせと白ワインを注文してしまったから。
山羊のチーズも生クリーム入りのウォッシュタイプのチーズもとっても美味しくて、4歳児までぺろりと食べた。(食べなくていいのに!)
チーズ専門店でチーズを食べることは、私の2019年のWishリストのひとつだった。だから午後13時に私の1日はピークに達してしまったわけだ。
そのあとはもうずっと眠くて、なんとか他の用事を済ませ、16時に帰宅してから1時間も爆睡してしまった。そうして起き抜けに茹でるそうめん。
どんなときも揖保の糸のおいしさは裏切らない。それぞれが薬味を選んで組み合わせ、おすすめし合っているうちに、全員ご機嫌で夕食を終えた。
夏に近づくにつれて頻繁に使うであろう、この技。良い薬味があったらどうか教えてください。
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