「地域に受け入れられる」は移住前に判断できる

移住の心配ゴトの代表格に「地域に受け入れられるか」という問題がある。

外から来た人を排除する文化じゃないのか
ゴミ出しすらさせてもらえないんじゃないか
草刈りを手伝わなければ村八分になるのか
変な噂を広められるんじゃないか

多くの人にとって、受け入れられるかどうかは地域選択の大きなハードルとなっている。

移住相談員をしている自分も受け入れる文化・環境があるかどうかは大切な要素だと思っている。
どうも、兵庫県で移住相談員をしているオカサカです。


結論からいえば、よそ者が受け入れられやすい集落はある。
そして、ある程度は判断できる。

裏を返せば、受け入れられないだろう集落も多く存在するし、判断できないこともある。


注意点があって、
この問題は「集落レベル」での判断になる。

つまり、市町規模ではしっかりと語れないから、「〇〇市は良いですよ」はざっくりと伝えることはできても実際物件選びの段階くらいで集落の雰囲気を意識した話をする必要がある。

普通、市町内に集落(大字おおあざ)があって、その集落ごとに町内会、自治会、区会、部落会、地域振興局などの自治組織がある。
大きめな集落であればさらに小さな自治組織があったりする。

そういった自治組織で草刈りやゴミステーション、区費、区の財産権の管理をしている。

この小さな組織で管理しているのが問題。
組織によって対応がバラバラすぎる。

入区費が無料のところもあれば10万円払わないといけないところもある。
町内会に入って色んな当番をしなければゴミステーションにゴミ出しできないところもあれば、自由にゴミ出しできるところもある。
忙しければ色んな当番をパスできるところもあれば、パスするならお金を払わなければならないところもある。

そういった対応を一覧表で見比べれられれば楽なものだが、区長が変わると制度が変わるところもあるようなのでなかなかリスト化もできない。

市町の移住担当者が全てを把握している訳ではないので、移住相談の際はある程度地域が決まった段階で区長なりに話しに行き、対応を確認しなければならない。

※アパート、マンションは例外としているパターンが多いので狙い目。でも田舎に住んでまでアパートに暮らしたくないという方が多い。わかる。



あと、隣人トラブル的なところに関しては、都市部にもありがちなのであまり特別視しないでいただきたい。

都市部にもモンスターが居るように、田舎にも当然居る。
田舎だからモンスターが居るわけではない。

人的なところで気をつけるなら区長、町内会長の人柄のチェック、そしてその集落の人に注意すべき人を聞いておくくらいか。
モンスターは田舎でも煙たがられる存在だし必要以上に気にする必要はない。区長や町内会長は都市部よりも幅を利かせやすいポジションの人なので、挨拶必至。


「よそ者を煙たがる人もいるんじゃないですか?」と不安がる相談者がいるが、そりゃあ居るでしょう。

この辺の隣人問題を受け入れ体制と一緒くたにされると正直しんどい。

区長等のポジションの人や組織単位で煙たがっているなら避けるべき地域ですが、個人であれば仕方ない。

僕は「実害さえなければ受け入れられている」と捉えています。

僕が運営している漁村のシェアハウスでは、住民の方から心配そうな目を向けられます。でもそれ以上何かをされる訳ではありません。それで良いと思っています。
心配な気持ちは解るし、僕も迷惑をかけたくないから、問題があったら言ってもらえるようにしておきたい。変な人が移り住んできたら追い払ってもらえるってことだし、追い払われていないシェアハウスの現状は問題も少なくなんとかやれていると判断できる。

気にしようと思えばいくらでも心配できるのが隣人。
まぁ移住相談では自治組織の対応とその長くらいを気にしましょう。

それでだいたい判断できます。


PS
あと、信頼できる人がいれば移住しやすいとよく言われますが、それは事実です。
地域に一人でも「自分を受け入れてくれている」と認識できる人がいれば、それはあなたの心理的負荷を相当軽くします。
それだけです。それはとても大きなことですが、自治組織の対応とは別なので一緒くたにしないようにしましょう。

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オカサカ@キミワ

プランナー/デザイナー。教育&クリエイティブでローカルなマチイジリしています。1989年山陰生まれ、UEC卒。キミワク代表|学習塾MoCT代表 | NPO法人あっと但馬代表 | たじま田舎暮らし情報センター移住相談員|岡坂遼太|twitter→@okasakaR

田舎暮らし考察シリーズ

兵庫県北部の移住相談員として、地方で起業する若者として、そして東京からのUターン者として田舎暮らしについて様々な角度から考察します。
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