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4年振りの海外旅行、台湾へ②

海外旅行に行く時は、飛行機出発のどれぐらい前に空港に着いておくのがベストなのだろうか?

1時間前は?
それは遅すぎる

2時間前?
まあ良いんじゃないか

3時間前?
充分でしょ

ってことで3時間前に成田空港に着いた。

国際便の出発フロアに来たのも久しぶりで、とにかく日本人よりも外国人の方が多い!

この感覚は久しぶりだなあとゲージの戻りを少し感じる。そう、この人間観察が面白い。

ソウル行きの便に並ぶ韓国人は見た目も日本人に似ていて、並び方も真面目な感じがやっぱり日本と近いなとか思ったり。

自分達が並んでいたところは台湾の高雄行き。台湾の南の方の人たちは何かと自由でチルな雰囲気がある。

前に並んでいた20代の女性4人組は、必死にヨーグルト食ってる。しかも皆んな種類がバラバラ。

ある1人は栗原さんちのおすそわけシリーズのパンナコッタ食べてる。いや、それヨーグルトちゃうてと心の中でツッコミを入れてしまう。

1人ボーイッシュな見るからに食いしん坊なキャラな子がいて

他の人の食べきれないヨーグルトを自分のヨーグルト容器に加えて食べてる。

めちゃくちゃ食いしん坊だ。

さらに見るからに観光地で売ってそうなハムを食い始めた。友達にも勧めてるけど皆んな断られて、結局1人で食べてる。

やはり食いしん坊だ。

待ってる間に妻と、一蘭が好きか、一風堂が好きかという話になった。

一蘭は麺に粉感があるので、一風堂の方が好きだと僕は主張する。

妻は一風堂も好きだけど、味の調整が出来ない一方で、一蘭はその日の気分で辛さなどを調整できるのが良いと言う。

なるほど、一風堂も頼めば調整できるかもしれないが任せてしまうもので、最初から選択できるようなシステムはお客さんに優しいかもと勉強になった。

さてさて、そんなこんなで荷物を預け、出国審査が完了して、出発まで1時間。

朝ご飯を食べてないからと、何食べるかレストラン一覧を見ていてまさかの一風堂があるではないか。

これはそういうことだよねと、珍しく同じ気持ちで会話もせず一風堂へ入っていく笑

空港だから味が落ちるかと思ったけど、いつもの美味しい一風堂だ。さすが一風堂。

そこからお土産げ屋さんを見て残り30分。妻から荷物を任され、搭乗ゲート前で待つことに。

どこ行くの?
って聞いたらエルメスに行くと

エルメス?HERMES?

なんで、やねん!

この残り時間でエルメスに行く気持ちが全くわからないし、それなら30分多く寝てから出発したかったー

エルメスはさぞかし良いところなんだろうなと皮肉を含めて心でつぶやいたけど、ブランド品に関心のない自分には理解できるものではなかった。

結局妻はギリギリまでエルメスに居た。

搭乗ゲートに人が並びきってるときに、妻はやっと帰ってきた。

しかも何も買ってへんのかい!

荷物をバトンタッチして急いでトイレに向かう。

トイレから戻ってきたら、妻以外に1人まだ並んでいない人が視界に入ってきた

あれ?さっきの食いしん坊だ

よーく見たら、寿司をめちゃくちゃ食べてる。多分12貫入りぐらいのやつ。

日本から帰国する前に、日本の食べ物をしこたま胃袋に入れてるやないか。

その必死さというか、食いしん坊具合というか、最後まで期待を裏切らないキャラの存在にニヤニヤせずにはいられなかった。

人間観察の醍醐味を味わいつつ、よくやく台湾行きの飛行機に乗り込んだ。

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