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4年振りの海外旅行、台湾へ④

台湾人というと、どんな見た目を想像するだろうか?

可愛すぎる台湾チアリーダーとして人気な楽天ガールズのリンシャンが最近だと知られているかもしれない。

日本プロ野球の球団に所属している台湾人選手は多くはないがいたりする。

一般的に想像される外観の台湾人は漢民族で、全体の96%を締める。

一方で、実は台湾には原住民が存在する。割引としては2.5%程度。

原住民と一括りにしても16の民族があり、肌が白い民族もいれば、肌が黒い民族もいて、かなり多種多様となっている。

昔日本のテレビに出ていたビビアンスーも原住民のタイヤル族と漢民族のハーフだそうた。

さて、今回は高雄市の隣、屏東(ピンドン)にあるパイワン族という原住民の集落を訪れることになった。

有名な観光地はある程度は網羅してきたので、台湾についてより深く理解するためには、原住民について知らずにはいられないと勝手に決めていた。

原住民が住んでいるところは基本的に山の中だそうだが、最近では少し降りたところに家があったり、観光客向けにかなり開発されている。

原住民レストランからの景色

パイワン族はクマやイノシシを狩って食べて、石で造った家に住む。

原住民のアート

実際にイノシシの焼肉を食べたが、カリカリに焼かれていて香ばしくかなり美味しかった。

イノシシの焼肉

石の家はかなりの数の石で出来ていて、石を集めるのも積み上げるのも大変だなと素人丸出しの感想を抱いたのであった。

しかも、この石の柱から石を引き抜こうと触ってみるとすぐに、抜けそうだ。

流石に怖くて引き抜くことは出来なかった。モラル的にもアウトだろうし。

石の柱

総じて原住民の集落を見ていると、台湾ではなくまた違った国にいるような気持ちになった。

パイワン族の言語の標識

パイワン族の言語は漢字ではなく、ローマ字で表記されていた。

そして、1番違いを感じたのはパイワン族の見た目である。集落を車で通っていると、遊んでいたり、猪を焼いていたり、彼らの暮らしを見ることができるが、サモアとかフィジーにいそうな見た目で、かなり肌も黒い。

例えるならば、そういった国のラグビー選手でいそうな感じだ。

原住民は漢民族よりも昔から住んでいて、アウストロネシア語族と言われている。

この語族は台湾から南はニュージーランドまで分布しているようなので、さっき述べた見た目は納得出来る。

前から台湾に原住民がいることは何かしら情報として知っていたが、やはり目で見るのが1番の体験だと痛感したし、改めて旅の素晴らしさを感じることができた。

また日本だと見た目が大きくは変わらないためカルチャーショックをかなり受ける一方で、台湾という国をさらに深く知れた喜びを感じた。

他の原住民も見てみたいと思うとともに、他にも刺激的な台湾の文化がたくさんあるのではないかとワクワクしているのである。

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