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AIソムニウムファイルトロコンしたよ


 あの打越鋼太郎が送る本格推理アドベンチャーとのこと。PS4版を20時間弱でトロコン。

 6年前から記憶を失った主人公が、右目だったか左目だったかの義眼型AIアイボゥちゃんと一緒に、片目がくりぬかれてる死体の殺人事件の真相を追う!みたいな内容。

 みなさんのお話をきくアドベンチャーパートに、なんか夢空間(ゆめかわ空間ではない)で、なんか……なんかするソムニウムパートが挟まれる。みんな言いたいことも言えないポイズンだったり隠してたりするので精神世界にダイブして真実を見つけ出せ。

 全体的な内容としてはまあまあよかったです。まあまあよかった感とまあこんなもんかな感のハイブリッド。内容は序盤が微妙なものの、サブキャラの話がよくて70点くらいで、一部のソムニウムパートの虚無さを差し引いて60点くらいで、精神病患者が見た夢のようなグランドフィナーレで笑ったのと、さっくりトロコンできたのを合計するとやっぱり70点くらい。いや、たぶんそれなりによかったと思う。なんかものたりない気もするけど、それなりによかったんだ。たぶん。

推理小説とか好きな人はやればいいんじゃないかと思う。


以下ネタバレかもしれないメモ。





 ルートはおうた→みずき→ボスロック→イリス信じる→あとは回収。
 ソムニウムパートは誘導あると思いきや選びにくい選択肢が正解だったりもう総当たりじゃんなんだこのクソゲー!?と困惑してたけど、ママンダイブでは泣いちゃった。記憶を掘り起こしていい感じにするというのがハマっててよかったと思う。ママンシンクとみずきシンクはかなりよかった。みずきもかわいいしね。序盤の虚無さは演出とストーリーやキャラがそんなに見えてこないところが悪かったのかもしれない。
 その後の主人公の話はあんまし……。イリスを信じたあとの平行世界の話から、ソムニウムパートで他人の夢を通じてパラレルシフトとかしてたりするんじゃねとワクワクしてたのにこじんまりとまとまって悲しかったです。主人公の真相とかも、ふーん、はえーという感じで。なんかもうちょっと設定を活かせないかなあと思わんくもなかった。でもまあそんなもんなのかもしれない。しらんけど。極限脱出トリロジーやるか……。
 本編でやった推理よりトロフィーを獲得するための推理のほうが楽しかった。トロコンで終えるプレイ体験はどんなゲームでも一定の満足感をもたらしてくれるのでさっくりトロコンできるゲームは偉大だなあと思いました。

おわり

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